ピーター・アーツ vs ヤン”ザ・ジャイアント”ノルキヤ
今のアーツに死角はなく振りかぶった右ストレートでKO勝ちすると予想。できればシュルト戦に希望の持てる勝ち方が見たい。
武蔵 vs 前田 慶次郎
前田の試合は前のマイティ・モー戦しか見てません。武蔵が落ち着いた試合で勝つと予想。
野田 貢 vs 佐藤 匠
前のボンドラチェック戦ではパンチの精度と強い圧力が見れたので今回は期待。勝って武蔵との試合が見てみたい。
エヴェルトン・テイシェイラ vs 高萩ツトム
テイシェイラ(極真時代のテシェイラという呼び方に慣れているので呼びにくい)は前の試合を見る限りまだまだ慣れていないが、今回どこまで対応できているか。下手すればどこかのチャンスで攻め込めずに判定で持っていかれるかも。この初戦に注目。
中迫 強 vs ベルナール・アッカ
久しぶりにものすご強い中迫が見たい。。。
バダ・ハリ vs グラウベ・フェイトーザ
前の試合はどちらも調子良さそう。バダ・ハリがセフォーに決めたカウンターの右ストレートもその後のラッシュもすごいけど、前の試合で驚いたのはグラウベの左ブラジリアンキック。今まで普通のハイキックより45度ぐらい傾けて、見た目にも「大きく角度が変わった!」とわかるような蹴り方だったのが、前のロバーツ戦では少し違った。
序盤から出していたブラジリアンキックはいつもどおり大きな角度で変わるもので全部ガードされるものの、最後に決めた蹴りはロバーツの右のガードのグローブの数センチ(1~3センチぐらい?)上を通ってヒットしている。それまで効かせたミドルのフェイントの意味でもあるのやろうけど、あのきわどい位置を狙う精度は恐ろしいと思う。
ハリが蹴りを見れればパワー差で勝つと思うけど、一撃もらう可能性も充分ある。今日一番楽しみな試合。
セーム・シュルト vs ジェロム・レ・バンナ
正直主催者がシュルトを王座から落としたがってるのが見え見えの最近。去年の3月にベルト獲得してからシュルトはタイトルマッチとグランプリ戦しかしていない。ハリはノンタイトル戦も組まれてるのに。シュルトを長いスパンで疲れさせて引きずり落としてやれみたいな感じがしてどうも乗り切れない。
バンナも試合数が減りスッキリしたKO勝ちをあまり見てないので数年前に比べるとワクワク感が少ない。もっとほかの試合で「復活!」とアピールしてからのほうがよかったかな。
もしバンナが勝つとしたら、アーツが久しぶりにペタスに綺麗な右ハイを決めた時のように、バンナも昔を思い出させる大迫力の左ストレートを見せてほしい。