ショーグンが無敗のリョート倒しUFC王者に

日曜にUFC113を見ました。去年のダイレクトリマッチ リョート・マチダ vs マウリシオ・ショーグンがメイン。

PRIDEの時からショーグンは戦前予想で不利とされながら、スタンド技術で差があると思われる試合もあれよあれよと勝ってきました。クイントン”ランペイジ”ジャクソン、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、ヒカルド・アローナなんか安定感抜群の選手相手に全勝。今をときめくアリスター・オーフレイムにも2度KO勝ちしてます。しかしなぜか技術的な、テクニカルな打撃には見えず、ラッシュと根性と好機を逃さない詰めの強さで勝ってるように見えました。

そしてUFCではフォレスト・グリフィンに負け、マーク・コールマンに苦戦。ショーグンの勢いもここまでかと思った中チャック・リデルに久々のスカっとしたKO勝ち。でももう全盛期を過ぎたリデルに勝ってもな~という感じでした。

ほんで去年のリョート・マチダ戦。今まで戦った相手の中でも最高の安定感を持つ王者。15戦全勝で一度もピンチないんだもの。その相手に対してショーグンは、今までのラッシュラッシュと違いパンチもキックもうまく使いすごく技術的に戦ってるように見えました。けど気合は十分。惜しくも判定では負けたが、新しいショーグンを見た気がしました。

そしてこないだのリマッチ。

 

見事!お見事!

総合であんなに綺麗なクロスカウンター見ること滅多にない。そこからは昔からの完璧な詰めで完全KO。すごいすごい。

リョートの底の見えない無敵街道もいいけど、こうやって負けから成長して這い上がって頂点極めるっていうストーリーも感動します。今後はランペイジやグリフィンとの再戦はもちろん、ラシャド・エヴァンスやチアゴ・シウバとの打撃戦も楽しみです。PRIDE時代の連勝も化け物じみてたけど、やっぱこの選手は何か持ってるのかも。

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