ノゲイラ健在

UFC153をWOWOWで見ました。

今回はブラジル大会。
なので地元出身ファイターが出て、メインがアンデウソン・シウバ。セミがアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ。
この2人はPRIDEでもがっつり出てたので日本人気も高く、日本人ファンも楽しみだったと思う。

ノゲイラ、PRIDE時代は寝技のみと言ってもいい選手だったのに対し、今ではボクシングもうまく最近の試合の二試合パンチでダウンを取ってる。今回もガンガン打ちに行き相手のハーマンに何もさせず。
そして寝技に入って腕十字の態勢になると、懐かしさがこみ上げてきました。10年前ボブ・サップを止めた腕十字。翌年ミルコ・クロコップを止めた腕十字。これぞノゲイラ!
という感じできっちりタップアウト。
実に嬉しい。

メインのアンデウソンは37歳にして衰えないテクニックとパワー。ボナーの攻撃をことごとくかわし、まるでジムで生徒に教えてる先生のように余裕で上位階級の猛者を蹴散らしました。あしたのジョーのホセ・メンドーサを思い出した。

ノゲイラのヘビー級は同門のドス・サントスが王者。アンデウソンはもうほぼ敵なし挑戦者残らず状態。
いろんな要素で先が詰まってきた今のUFC、今後びっくりするような試合はどういうふうに生まれるのかな?

確かに面白くレベルも高いが、選手じゃないファンとして、エンターテイメントとして見てる自分達にとってはまだ全盛期のPRIDE熱を越えていない、ってのもベタな感想のはず。
競技レベル的にははるかに進化してると思うけど、また昔みたいにスポーツBARで飲みながら何十人でのスタンディングオベーションがしたいのです。

敬意を評して喝!

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