こないだ、高校の時の友達が結婚して住んでいる新居にお邪魔しました。当時の同級生とかと、そして担任のK先生。パーティーの題名は「K先生を囲む会」でした。
↑まず、この日最後のシーン・・・酔って元教え子と手を繋ぐ極悪教師の写真。
お昼、駅で待ち合わせ。電車乗り遅れで6分遅刻。もうほかの5人は集まってます。
着くなり先生に
「お前何遅れてんねん!ここに座れ!」
そして軽く正座すると、0.5秒ぐらいで
「よし、許したろ」
と、懐かしいやりとりで始まりました。
いろいろ話をしながら家に到着。友達の旦那と初めて話をしました。
用意してくれてたもつ鍋を囲みながら乾杯。ほかにも魚の煮付けみたいなやつとかちょこちょこ出してもらい・・・当時は絶対に手料理を食べさせてもらうとは思ってなかった同級生の手料理を食べて「おいしい!」って感じる感覚がなんか不思議でした。
話す内容は主に高校時代のこと。
ただ先生が入ってるので、言えないことがあるかわりに普段聞けない先生からの話を聞くことができます。
「あいつ殴ったろかと思った」とか先生→別の先生への話もいろいろ聞けます。
「修学旅行の登山の下見に、俺とAとBと3人で行ったんや。ほんでやっと着いたー言うて、現地でいろいろ打ち合わせしよかって時にBのおっさん、一人ビール飲んでくさんねん。どついたろかと思った」
これ、字にしたらどんなけどぎつい関西ヤクザやねんと思いますが、先生です。
高校の3年の時、僕はE組。となりのD組は「ややこしい奴ばっかり」と言われるクラスでした。その担任がK先生。
学校のクラス決めというのは、職員会議でほんまに細かい話し合いがなされて、「こいつとこいつを一緒のクラスにしたらこんな問題が起きそう」とか「こいつはヤンチャなのでこの先生のクラスに」とか、あるらしいです。
当時僕らの学年ではわりかし頼りない先生が多かったので
「てことは、3年の時に『もう、ややこしいやつ1クラスに集めて、俺がまとめたる!』ってことでK先生が言うたんでしょ?」
と聞くと
「その通りや」
「おお!」
酔ってたのでわかりませんが、ほんまやとしても納得の先生なわけです。
卒業式の日、ある女子がピンクがかった巻き巻きの髪型をしてきたらしく、別のC先生がK先生のもとに来て
「Cが『先生、あの子あんな頭して来てるの、あれで卒業式出すわけにいきませんよ、どうしましょう?』とか言うて来よってなあ。
俺はもう心の中で・・・『もうええやん・・・最後やねんし』って思ったんや」
っていう、この話を5回ぐらいしました。『もうええやん』のフレーズに限っては20回ぐらい言いました。かなり酔ってきてました。
かなり酔って来てるのでその話はそこで毎回止まってたのですが、「ほんでどうしたんですか?」と問い詰めると
「あいつ(その女子)を呼んでやな・・・
『おまえ、そんな頭やったら卒業式でろりあん』」
「えー!なんてー!」
「先生なに言うてるかわからん!」
「デロリアンって何ー?」
当時、怖いはずだった先生は現在では完全にいじられキャラでした。