行ってきました。単独ライブ。
松竹芸能のライブで見て、その後バイト一緒になって、ラジオにも出てもらって、なんやかんや関わりの多いピン芸人 街裏ぴんく大阪最後の独演会。
今回で3回目、道頓堀中座くいだおれビルのZAZA HOUSE。
彼は独演会だからこそできる仕掛けや演出を考えている男で、第二回の時は入場者に謎の袋入りタブレットを渡され、開始と同時にまさかのサイドステージが開いてチャイナドレス女性と踊るという、見たことないことが起きました。
ほんで今回はどういう感じかと思って会場に入ると・・・
サイドステージが開いてる・・・そして
誰・・・??
中華風の謎のおっさんは、何もしゃべらずどこも見ず、黙々とそうめんを食っています。どっちかというと機嫌は悪そうです。
開場時間の18:30から開演19:00まで、何の説明もなく、ただただおっさんはそうめんを食っています。そうめんを食い、白米を食い、時々お茶を飲んでいます。
なんとなしに「何も言わんとおっさんがそうめん食ってるだけとか」ってなことは冗談で言ったりするのは想像つきますが、ほんまにやる人を見たことない。ここが妙にはまって笑ってしまいました。
後に聞いたんですが、この人はクリスタル大坪という芸人さんらしいです。
しかしいよいよ本編、会場暗転、その間にサイドステージの幕が閉められ、明転したらなぜか後ろから街裏ぴんく登場。
ここからオープニング漫談が始まり、オリジナルテーマソング「横浜の夜」がかかり、そして未知の世界 約75分の超長尺漫談へと突入していきます。
おなじみ西成の話から大阪のおっさん・オバハン話、いろんな話を長いことしゃべるしゃべる。
ネタ内容はまたyoutubeでアップされると思います。
純粋に、やりきった彼はすごい。しかも前々日に突然風邪をひいてエライ状態になったそうです。ライブ前に会った時も顔色悪く見え、かなりハードになる長尺漫談、大丈夫かなと思いましたが、見事でした。
まだまだ彼もこう見えて26歳(25やっけ?知らん)なのでがんがん攻めていくことでしょう。今年中に東京へ拠点を移すということも最後に言っていました。
こういう人が一回でもちゃんと注目されれば、周りや業界への影響も絶対あると思うので頑張ってほしいです。