昔の特撮番組「仮面の忍者 赤影」Amazonで見た自分なりのレポートです。
第1話「金目教編:怪物蟇法師」
再生時間:26 分
初公開日/初回放送日1967年4月5日
Amazonビデオ
オープニング雰囲気(YouTube)本物はちゃんとした映像です
<あらすじ>
琵琶湖近辺で勢力を拡大させている金目教。その教祖である甲賀幻妖斎に対して不審を抱く木下藤吉郎は、腹心の竹中半兵衛に乱破を潜入させるが、幻妖斎に見破られてしまう。捕まった乱破の救出に、半兵衛は飛騨から仮面の忍者・赤影と青影を呼び寄せる。
いきなりでかいカエルが寺を壊すシーンからナレーションとともにオープニング曲が始まり・・・「ちょ待ってちょ待って」ってなります。
金目教
琵琶湖の南ではびこる「金目教」という宗教を信じない者はたちまち祟りに見舞われるということで、なんか山奥でキャンプファイヤーみたいなのの前で祈る幻妖斎の元へ民衆がたいまつ持って祈りに来るシーン。夜。金目様と呼ばれるでかい石像みたいなのが現れて金色(ほぼ黄色)の目を光らせて、信者ではない者を見つけ出し、その数人が追われることに。
横山城
横山城に場所が変わって、いるのは木下藤吉郎と半兵衛。藤吉郎が「ラッパ」言うてるの何かなと思って調べたらこの頃は忍者とかを「乱破(らっぱ)」って言い方するみたいですね。藤吉郎が金目教を調べるために送り込んだ乱破が、さっき金目様に見破られた人みたいです。その乱破からだろうと思われる賑やかな花火が上がってピンチを知り、半兵衛がまたロケット花火を打ち上げると・・・部屋の隅っこにしゃぼん玉と一緒に登場した赤影!もうひとつの隅っこに登場した青影!出てくる時の音はちょうどスーパーの阪急オアシスのカードに現金チャージした時に鳴る音とほぼ同じです。青影は出てきてすぐ赤影の横に移動。出て来る位置の細かい調整はできないみたいです。そして空から飛び立つ赤影と青影。
vs鬼念坊
乱破のひとりが逃げてる頃もう明け方。体がでかく金棒みたいなのを持った鬼念坊という男が襲い掛かるところへ青影が助けに。鬼念坊が体操られてるとこへなんか紐持った青影が出てくるんですが、何がどうなってんのかよくわかりません。全体的に忍術?の表現がよくわかりません・・・が、楽しそう。
赤影と鬼念坊がチャンバラするシーン。基本的に2人が同時にやり合う絵はなくカメラに向かってそれぞれがキンキンやって切り替わるのでわかりにくいです。
鬼念坊「貴様の仮面はいでくれるわ!」
なんで仮面が気になったんでしょう?わかりませんがチャンバラ。赤影の刀をなんと素手で掴む!そして赤影の仮面を掴むとビリビリビリ!感電します。赤影は電気を通さないのか?そして赤影、手裏剣を投げるも鬼念坊の体がキンキンと跳ね返します。
鬼念坊「鍛えぬいたこの体にはきかんわ」
真剣素手掴みもそういうことだったんですね。どうしよう・・・ってなってる赤影の元へ
青影「赤影さーん!やらして!交代しようか」
赤影は「だめだ!おまえでは歯が立たん!」
言うこと聞かず鎖みたいな武器をシュルシュルシュルとやると鬼念坊が目を押さえて痛がりました。するとここで赤影が青影の前に出て・・・
赤影「ようし、わかった!弱点は目だ!」
うそやん・・手柄おもいっきり取った!忍法横取り!赤影に目を切られて鬼念坊は逃げたようです。
vs蟇法師
鬼念坊を追って探しに来た赤影の元へ新しく登場したのは蟇法師(がまほうし)。お寺を舞台にザコ忍者をけしかけたりした後・・・
蟇法師「忍法、蟇変化!」
そして怪獣なみにでかいカエルが出てきます。カエルは火をふき暴れやたら強そう。ここも引きでカエルが映るか、赤影に合わせたカエルの皮膚だけが出たりでわかりにくいですがこの時代にしてはだいぶお金かかってそう。カエルは五重塔も壊し地響きを起こし、一旦離れた赤影が爆弾のようなものをカエルの足元へ転がし爆発!足元をすくわれたカエルは崖(あったんや)の下へ落ちていき大ダメージ、苦しみ始めます。するとその横から出てきたのはなんと蟇法師!えーーー・・・蟇変化!言うてたのでてっきりこのカエルが蟇法師やと思ってました。血を出すカエルをかわいそうにという感じでさすりながら・・・
蟇法師「おのれ赤影!かならずうぬが一命、この蟇法師がもらい受けるぞ!」
そして逃げたようです。赤影のアップで終了。仮面の素材は化粧品の箱みたいなちょっとフワフワしたやつに見えます。
エンディングでは次から登場するはずの白影が普通に出てます。
その後予告編が流れるんですが「予告編は音ネガの所在が不明のため音無しでお送りします」との一文が出てきて、次回予告が無音で流れます。これがもうナレーションもないし変なザコが出てきたり変なカッパが凧で飛んでたり全然意味わからずおもしろいです。
すばらしい「仮面の忍者 赤影」次回も楽しみに見ます。
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