WRESTLEMANIA 35 -NYC2019-

WRESTLEMANIA 35
SUNDAY, APR 7 | 7 PMET/4 PMPT
METLIFE STADIUM EAST RUTHERFORD, NJ
WWE.com
WWE Network KICK OFF SHOW / WRESLEMANIA35

さあいよいよ本編。おなじみアメリカの歌の時間、こんな感じで。
そして上空にヘリが4台!こんな演出するイベント来ることなかなかないやろな
花火が上がりましたが、まだ明るいのでイマイチでした。
今回のレッスルマニアのホスト、アレクサ・ブリスが登場してさらにハルク・ホーガンまで!おお、生で見れた。
そして次に現れたのはポール・ヘイマン!ここでの役割はブロック・レスナーのマネージャーですね。
なんと(一応)注目のカードがいきなり1試合目で行われることに。
第1試合 ユニバーサル王座戦
ブロック・レスナー vs. セス・ロリンズ

正直この数年ずっと淡白で同じ試合を毎回同じように覇気なく続けてるレスナーなので、ほとんど結果だけでいいぐらいの気持ちで見てるんですが、ロリンズの戴冠とその後に期待して応援しました。

前の席のユニバーサル王座持った人が我が事のようにアピールしてました。
そしてロリンズが花道を戻りアピールしてるのを見てると、目の前で撮影してるカメラマンが片腕を上げて指示してるように見えたその後、ロリンズがもう1回ベルトを高く掲げて、退場しました。細かいことですが、こんなことまで指示で動いてるのかと思うとちょっと気になります。

第2試合 シングルマッチ
AJスタイルズ vs. ランディ・オートン

自分は試合内容的に一番楽しみにしてた試合が始まりました・・・が、暗くなってきたのか照明が少し変わりました。すると客席にビカー!と光る強烈な照明。リングが見えない!一気にザワザワし始めました。
とにかくリングが見えなくて、皆が始めたのは
「Lights off! Lights off!」というチャント。アメリカの観客ならでは?な素晴らしい意思表示!
さらにチャントは歌の感じに変わり
「Oh〜 We (わからん)the lights off!」という合唱。放送でも入ってました。かなり大きくなってたから。

そしてスタッフの偉い方らしき人が登場してライトの加減を確認にくると大ブーイング!
そしてついに!ライトが変わり見えるようになりました!すると大歓声!そして「Yes! Yes! Yes!」チャント!いや、試合見ろよ!
スタッフも微妙に調整してたんでしょうね。また別の色に切り替わるとまた見えづらくて観客がアァ〜ってなってまたブーイング!
ほんまに試合どころじゃなかったけど、現地でこそ楽しめる時間でした。面白かった。

第3試合 SDタッグ王座4WAY戦
ジ・ウーソズ vs. リコシェ&アレイスター・ブラック vs. シェイマス&セザーロ vs. 中邑真輔&ルセフ

さて賑やかなタッグ戦。流れ的にリコシェ&ブラック戴冠の予感しかしない中で見る中邑真輔の入場は切ないものでした。1年前は生演奏の豪華な入場やったのにな

Hall of Fame
今年の殿堂入りメンバーの紹介!ラストはHHHとHBKのDXでした。やっぱりいい曲。

第4試合 エニウェア・フォール・マッチ
シェイン・マクマホン vs. ザ・ミズ

ここ数年しっかりいい位置でシェインが出てますが・・・そんなに必要ですかね?
貴重なレッスルマニアのカードのひとつをシェインが取るより別の人を入れて欲しい。そしてミズにも魅力を感じないので・・・この試合は眠くなりました。

第5試合 WWE女子タッグ王座4WAY戦
サシャ・バンクス&ベイリー vs. ベス・フェニックス&ナタリア vs. ナイア・ジャックス&タミーナ vs. ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス

エリミネーションチェンバーでの初代女子タッグ王座決定戦はそれまでのフリもあってだいぶいい試合だったのと、フォーホースウィメンのサーシャ&ベイリーが気合い入ってる感じすごいので楽しみな試合でした。
ただ、自分としてはちょっとここに入るには早いで、試合まだ見比べたらキツイでと思ってるアイコニックスが異様に人気で歓声多いのが意外でした。しかもタイトルとってまうし・・・

第6試合 WWE王座戦
“ザ・ニュー” ダニエル・ブライアン vs. コフィ・キングストン

そしてこのあたりからかな?やってしまった。会場がとても寒いのです。気温は気にしてたんですが、常に見てたのはニューヨークの天気。ここはニュージャージーです。忘れてました。Tシャツの上に薄めのディーン・アンブローズパーカーだけでは寒くて、周りも皆寒そうで、屋外で夜で、さらに眠気もくる遭難状態の体調。ほんまにアメリカ観戦は時差ボケやその場への適応が大事だと身にしみました。
まあでも始まるコフィの王座戦。

これもね・・・このタイミングでコフィが最高王座に挑戦ってストーリーはほんまにいいと思ったんですが、流れがベタというか・・・もう取るやん!絶対取るやん!まできてしまってたので、あまり感動できなかったですね。難しいところ。今後は楽しみやけど。

第7試合 US王座戦
サモア・ジョー vs. レイ・ミステリオ

申し訳ないが、記憶が薄い・・・
でも去年大阪城ホールで見て以来の生ミステリオ。いつまでたっても大舞台にも映える人ですね。

第8試合 シングルマッチ
ロマン・レインズ vs. ドリュー・マッキンタイア

去年はレインズへのブーイングが気の毒なほど大きかったけど、今年は安心して見れました。マッキンタイアがもうひとつ爆発する何かいいストーリー欲しいですね。

アライアスの歌のコーナーでサプライズ。いきなり流れたのは懐かしい!若い頃のジョン・シナのテーマ!
自分がWWE見始めたすぐぐらいに現れたラッパーキャラ、Jsport訳で「ワル学の博士」が久々に!盛り上がりました。

第9試合 ノー・ホールズ・バード・マッチ
トリプルH vs. バティスタ

さあ、HHHはいいんやけどバティスタが・・・なんで試合組んじゃうのってぐらい内容がひどいって引退前からわかってたでしょうっていう。シナぐらいの顔見せでいいのに。
ほんでこのピアスのやつほんまにやってたんやっけ?どうやったかな・・・どっちにしても好きな展開ではない。。

第10試合 カート・アングル引退試合
カート・アングル vs. バロン・コービン

あのカートの引退試合。本人はもっと別の選手希望してたって噂もありますが、コービンで結局決定。
最後の「You suck!」エントランス。とても豪華でした。
にしても、コービンって・・・中途半端なままのスターが介錯ってのも寂しい。

第11試合 IC王座戦
ボビー・ラシュリー vs. “ザ・デーモン” フィン・ベイラー

この試合、ラシュリーは好きではないが、ベイラーがデーモンでレッスルマニアエントランスを歩く姿を目に焼き付けておこうっていう気持ちでした。
大阪府立体育館とかで見てきたプリンス・デヴィッドがここでこうやって活躍してるとは、、、歴史を見るのは素晴らしい。

そしていよいよきました。
寒いながらも集中力が戻ってきました。

第12試合 RAW&SD女子王座3WAY戦
ロンダ・ラウジー vs. シャーロット・フレアー vs. ベッキー・リンチ

自分はこのロンダ・ラウジーという一人の女性ファイターにStrikeForce、UFCの頃から魅せられ、応援してきました。UFCではコナー・マクレガーと並び格闘技界を代表するスーパースターになりました。そのスター性とポテンシャルに加えかなりのプロレス愛を持ったロンダの、1年前のWWEデビュー戦も現地で見ました。大阪公演に来た時も見ました。この1年ずっとロンダのストーリーを追ってきて、最後になりそうな雰囲気である今回のレッスルマニア。見届けます!
元々はこの場所でロンダとの一騎打ちを計画されてたはずのシャーロット。実力と血筋とルックスと全て兼ね備えた女子プロレスラーを象徴する存在になったというよりWWEがそうしたがったように見えますが、期待に答えて来ました。初の女子選手によるレッスルマニアメインを務めるには必要な人。
ベッキーの入場の時にカメラのバッテリーが切れました。残念。
かなり存在感が微妙だったベッキーが覚醒した去年のシャーロット、ロンダとの抗争、まさかのナイアに怪我させられたことで結果的に舞い込んだレッスルマニアのメイン。アスリートとして恵まれた位置にいるロンダや、環境に恵まれてここまで来たシャーロットに対してキャリアも長く下積みや引退や色々経験して来たいわゆる雑草みたいな位置のベッキーに歓声が高まるというのがプロレスならではの、興行側の思い通りにいかない面白さですね。

試合ではロンダも頑張ってたんですが、ベッキーへの期待が大きすぎてどうしても2人が霞んでしまったような。しっかりレスリングや細かい技する余裕ある試合が見たかったですね。やっぱりそういう意味でもトリプルスレットが物語のラストってのはしっくりこないです。
そして最後はパイパーズピットを狙ったロンダを丸め込んでのベッキーのフォール勝ち!しかしロンダの肩が上がってるのはこっちの客席から肉眼でもわかるぐらいで、ざわつく観客。バチバチに続きを期待させる終わり方でロンダがWWEでの初黒星。超期待のベッキーが二冠王。
これでロンダは見納めなのか?またいつか現れる時のためのこの決着なのか?ベッキーはこのまま活躍できるのか?シャーロットの立場は?
寒空の中ものすごい花火を見ながらベッキーおめでとうと呟きました。
すでに深夜0時を超えて、急ぎ足で電車へ。大騒ぎのニュージャージーから戻って、静かなマンハッタンを歩きホテルへ。

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