RIZIN.26

RIZIN.26

なんとスカパー録画ができてなくて途中からの観戦になりました。

浅倉カンナ vs. あい
レスリング的には互角か、少しあいがリードしてたかもですが、浅倉がスタンドの打撃で優勢なところが目立った感じで判定勝ち。

佐々木憂流迦 vs. 瀧澤謙太
佐々木憂流迦の体がかなり仕上がってる。瀧澤の左右のフックに対してウルカが左ミドルと左ストレート。瀧澤が投げてウルカが下からオモプラッタ、瀧澤の反応早くて起きるもウルカが足刈ってサイド、流れるようなポジション取り!瀧澤も速く動いて逃れてスタンド。おもしろー!1R終盤にウルカが上から強烈なパウンド、ヒジ。2Rになって瀧澤の右フックが連続でヒット、ウルカがタックルからバックチョーク狙いも瀧澤が逃げ切る。3R、瀧澤が右フックとカーフキック、ボディと当て始めたところでウルカがシングルレッグからテイクダウン、なんと瀧澤がギロチンに焦った表情のウルカがなんとか外す。残り体力で必死に押さえるウルカ、逃げる瀧澤。判定難しい!3-0でウルカ勝利。いい試合。

吉成名高 vs. ペットマライ・ペットジャルーンウィット
いやー、吉成つよっ!全部の攻撃見切ってかわしてのストレート、ヒジ、ボディ、ヒザ・・・
そして試合後は那須川天心へ挑戦を思わせる発言。今回が50kg契約なので、じっくりいい感じで体重上げてくれたら楽しみ。

所英男 vs. 太田忍
リオ五輪で銀メダリストのレスラー太田のMMAデビュー戦。所英男の煽りは確実にいつも素晴らしい。「洗礼ではない エールである」はこの試合に対して最高のフレーズ!いつもの仲間と肩組んでの入場はなんか感動でした。
試合、組み付いた太田がテイクダウンも所がすぐ腕十字、三角、足取り狙いも全て対応して速く動く太田。腕取られてバスターが強烈で安定。流石に所の戦法は皆知ってるからかなり研究されてる。所の左フックでぐらついた太田に所が飛びヒザ!ギリギリかわす。2R、タックルに合わせて腕十字の所、逃げた太田、またしつこく腕を取って最後伸ばしてタップアウト。素晴らしい試合。

萩原京平 vs. 平本蓮
煽りで「地上波放送断念」と出て一瞬アウトレイジのBGMが流れました。平本がハイロウズやブルーハーツじゃない曲で入場。めっちゃ残念。
試合は萩原が宣言通り組み付いてマウント狙い。平本もしぶとく剥がしていくも萩原がかなりしつこく倒しにきてマウント。裏返ってバックで1R終了。これは疲れてる方が負ける雰囲気。2R平本がボディ打ったり盛り返すか?と思ったけど萩原がタックル、マウント、コーナー側で片方の肩を制したあのハリトーノフvsシュルトのようなマウントで萩原がパウンド集めたところでストップ。有言実行させてしまった平本が悔しそうでした。萩原は来年早速の朝倉未来戦を希望。

カイル・アグォン vs. クレベル・コイケ
アグォンも要所で強い打撃出して緊張感ある試合、コイケが右フック当てて倒れたところへ一瞬のダースチョーク!
噂通り極めの強さがとんでもない。

元谷友貴 vs. 井上直樹
完全に実力者同士のいいカード。接戦予想でしたがまさか井上が元谷をバックからチョークに捕らえた!タップ!
驚きでした。試合後はタイトルマッチを希望。さっき佐々木憂流迦が扇久保戦を希望してました。そして今日の朝倉海も堀口恭司も、勝ったらベラトールのタイトルを狙うと言ってます。コロナの状況によっては先に日本でタイトルマッチもあり得る。バンタム級はいつも役者揃ってますね。

榊原さん挨拶
なんと3月14日に東京ドームで開催を宣言!ただ「できるよう頑張ります」的な言い回し。逆にMEGA2021についての言及は無し。
ここでドームでできるカード案は何があるんやろ??

第11試合 女子スーパーアトム級タイトルマッチ 浜崎朱加 vs. 山本美憂
山本美憂46歳!すごい。KIDを思い出すI believeで入場。今の時代の日本でできる女子選手最高のカード。
試合決着はまさかの洗濯バサミ!アームロック狙いながらできる、もしかすると山本美憂が知らない技だったかもですね。
素晴らしい。最強が帰ってきた。

五味隆典 vs. 皇治
五味が勝っても「体重差が〜」ってなるし、皇治が勝っても「ルールが〜」ってなるし、お互いメリットないように見えて、やる意味わからんーが勝ってた試合なんですが、煽りVTRで心持っていかれました。楽しみになった。
試合では五味が意外とジャブを多用、皇治がなかなか入り込めず、終盤打ち合いにはなって一応盛り上がって五味の判定勝ち。五味のマイクで一応気分良く終わりました。

朝倉未来 vs. 弥益ドミネーター聡志
朝倉未来にとって短い復帰戦としては強敵。弥益が自信あると言ってた打ち合いの場面がどうなるか。
スタンドの打撃、始めは距離感が合わずお互いなかなか当てれない攻防だったのが、朝倉の軽い右ジャブが弥益の顔をかすめたあたりから朝倉の攻撃が当たり出した感じ。前蹴りが効いて、踏み込んでの左ストレート、左ハイキック、右フックの得意技オンパレード!前のめりに倒れた弥益をレフェリーがすぐストップ。見事な復活。

第14試合 那須川天心 vs. クマンドーイ・ペットジャルーンウィット
なんと試合前、最前列の客席に向かう武尊の姿が!K-1王者、長年那須川天心との対戦を期待されてるあの武尊の姿が!5年前のこの日はリングで戦ってた武尊の姿が!ざわつき、実況も名前を出し、テロップで名前も出た。これはもう決まったようなもんだ!誰もクマンドーイに興味がなくなってしまったのではないかという不安の中、入場、試合。
クマンドーイがなかなか強振のパンチ、キックで迫力があって天心がいつものような強烈な攻撃が出せてない様子。さらに強い左ミドルで天心の腕がだんだん赤くなってました。しかし一度大きな左を当ててクマンドーイがぐらついたのもあって判定で天心が勝利。
注目のマイクでは「今日は武尊選手も来てくれてて、まだ何も決まってないですけど、一緒に格闘技盛り上げましょう」
正直、え、終わり?ってなりました。武尊リング上がらんの?って。
しかし大きな前進であることには間違いないのでこれから楽しみ。

第15試合 バンタム級タイトルマッチ 朝倉海 vs. 堀口恭司
さあ、こちらも今の日本が出せるMMA最高のカード。最強の王者、最強の挑戦者。煽りも最高。入場も最高。
なんと、タイトルマッチでの国歌独唱で若旦那って人が謎の音域で地獄の時間を作ってしまいました。
しかし試合。中央を取った堀口、ロープ寄りの朝倉。堀口が右ロー、下の方、カーフキック!大きく揺れる朝倉。そして蹴った後しっかりガードする堀口。ステップで回る朝倉に堀口がまたカーフキック、直後朝倉が右!浅く当たるも堀口がまた中央、カーフキック!朝倉が膝をついてすぐ立つ。効いてそう!と思ったら強烈な右ローを朝倉が。効いてないアピールにもなるのかな?そしてまたカーフキックにきた堀口、膝から下だけを浮かせてスカした朝倉が一気にワンツー!ダッキングした堀口が朝倉の振り終わった右手を掴んで離さず右フック、離れてワンツー!朝倉が堀口のダッキングに合わせた右アッパー、をかわす堀口!すご。そして朝倉の右に合わせて堀口がカーフキック!完全に効いて足カクカクの朝倉。堀口が左フック当てるも、朝倉はカーフキックをしっかり足を避けて回避。そして足効いた人がやりがちな飛び膝!の瞬間に堀口が右ストレートを合わせて止め、ショートの右フック2発!倒れる朝倉!パウンド3回振ったところでレフェリーがストップ!
なんとなんとものすごい強さと戦略で堀口恭司が復活しました。