Second Lifeをしてて思うこと

ずっとやってるSecond Lifeの中で毎年8月頭に開催される「SL24」っていうイベントが今年もありました。3回目。

SL24 ザ・夏祭り2009

この1,2年ぐらい、マスコミに取り上げられることも少なくなって、人がいないとか、もう終わったみたいに言われてるSL。やってる側からしたら、いやいやとんでもない。今が今までで一番おもしろいし、まだまだおもしろくなる感がする。ブームになった時に比べて、ゲーム自体かなり改良されてるし、ユーザーが作る世界なんで、その中身自体めちゃめちゃレベルアップしてる。SL内のアイテムとか街とかももちろん、イベントもレベルアップ。なによりコミュニティがしっかりできてて皆が一丸となって盛り上げようと頑張ってる。

 

それをがっつり堪能できたのが「SL24」。これは二日間に渡ってSL内あちこちで普段開催されてるイベントを一挙に集めようというもので、ライブ、ショー、ゲームから何からSL内でできるイベントいろんなものをはしごして楽しめる。

 

イベント開催もしたけど、ほかのところで体験してきたイベントは、障害物のあるコース上を大玉を転がして進んで次の人に渡すチーム戦式のレース遊びとか、ウルトラクイズみたいに落ちてる問題を探して見つけて、回答場所まで走って答えるクイズ大会。答え終わったら吹っ飛ばされる。あとはSL内でのラジコンみたいな戦車(デザインを好きに変えれる)を使ったゲームの大会とか、マリオみたいに空中にある足場をうまくジャンプして進んでいくゲーム、乳がん検診促進のマルバツクイズ。

 

ほんまにいろいろな趣向のイベントがある。

 

って、実はそういうイベント内容のことだけを取り上げたら、たいがい「ファミコンでもっとおもろいゲームができる」とかいうことになる。
いやいや、ちゃいますねんちゃいますねん(ちゃいますねん八木って芸人さんいるなあ)

 

こういういろんなイベント、ぜーんぶ自分と同じ立場のユーザーが作ってる。でかい企業とかじゃなく、無料でSLを楽しんでる人達がいろいろ考えて話し合って失敗して苦労して完成させてる。ほんでそれを参加してる側も理解してるし、近い立場で見てる人もいる。

 

そういう皆が頑張って作ったイベントを、ぜーんぶ自分のアバターで参加できる。そのアバターには、この3年間でできた友達、グループ、いろんな人間関係が関わってくる。ほんまに友達と文化祭まわってるような気分。みんな実際にリアルの世界で存在してる人なので、仮想世界ってのはこのインターネット上に映ってるものだけを言うのであって、実質は仮想でもなんでもない、人と人ってことになる。

 

ここまでのことを理解する前にやめる人が多いから批判される。「何していいかわからん」とか言う人も多いけど、じゃあリアルは何のために今の生活してんの?って思う。したいことを探して、それに必要な経費を稼いで、人間関係作って、そんなんにかかわってくるいろんな仕事を日々やってるんじゃないの?SLでも考え方は一緒やと。ただ、飯食わんでもいいしいつでもやめれるから気は楽ですよ。っていうだけの話やと思う。

 

中で知り合う友達には、同じ大阪に住む人、北海道から沖縄までおるし、海外の人もおる。リアルで飲みに行ったりすることも多い。そのために大阪から東京に行ったり、来てくれたり。そういうことを「出会い系みたいなもんか」って言うアホもおる。もうそんな短絡的な発想は捨てなはれおっちゃん。時代は変わってますねん。ニュースで出るような事件起こすような奴かどうかを見分ける能力を持ちなはれや、と思う。

 

あんまり口に出して言うことはないけど、ほんまに「SL楽しい~~!」って言えるようになってる。

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