映画感想 「レスラー」

映画を見ました。久しぶりに一人で、名前変わってから初めてのシネマート心斎橋。
アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされてましたねミッキー・ローク。ほかにもいろいろ賞とったらしいけど、大阪でやってるのは2館だけ。6/13公開、6/22に行ってしかもメンズデーという1000円の日に行ったのにガラガラ。
でも、プロレス好きなら絶対見るべき、アメリカンプロレス好きならなおよし、プロレスって世界が理解できないけど興味ある(ようわからんけど)人も見るべき。プロレスに何の興味もないわ~って人でも、「こういうことかあ皆がプロレス好きになる理由は」って思えるでしょう。

主人公はミッキー・ローク演じるプロレスラー ランディ・”ザ・ラム”・ロビンソン。
かつてプロレス界のトップスターで、「ラム・ジャム」っていうトップロープからのダイビングエルボードロップ?を必殺技に活躍したけど、だいぶ年もとって長年のステロイド使用により体も悪く、小さい団体で試合しながらバイトで生活する。離婚したらしく娘がいて別居中。そこに20年前にした伝説の名勝負といわれる試合の再戦をやろうというビッグイベントの話がくる。

ここいいなあ!っていうところ

・正直かなり衰えたプロレスラーであるランディでも、ファンと若手選手達にはリスペクトされている。これは特にアメリカンプロレスでも見られるところ。全盛期の最高にかっこいい姿はいつまでもみんなの記憶に残ってる。

・試合後に戦った相手と抱き合ってお互いのパフォーマンスを褒め合うなど、選手同士の信頼関係が厚い

・こういう、選手全体が業界を盛り上げようと頑張ってる姿。

あと、

・別居してる娘に「子供のころ誕生日にパパはいつもいなかった!」という、アメリカの(特にWWE)プロレスラーが巡業で世界をまわっているために家族と会えないという状況

ほんでほんで、なにより僕がずっと映画として見たかったプロレスラーのこの場面

「普段普通のおっさんが、スーパースターとして入場口から登場する瞬間」

を表現してくれてます。皆と同じように普通に生きてる人間が、入場口を超えると世界中に注目されるスーパースターに変身する。自分の精神や体がどんな状態でも、ファンの前に出た時点から「ランディ・”ザ・ラム”・ロビンソン」として振舞わないといけない。

あと、これの日本公開日が6/13。
この日は三沢光晴が亡くなった日です。

かなり体調の悪い状態でリングに向かうランディを見て、三沢さんを思い出した人は多いと思います。
プロレスファンなら絶対泣ける、いい映画でした。