難波の商店街の、うどん160円のあの店で。

難波高島屋の前の商店街「南海通り」に高島屋側から入ってすぐ左手に、かけうどん160円の安い店があります。大阪によくある激安うどん店のひとつとして覚えてて、南街会館バイト時代からよく行ってました。

かけうどん、かけそばが160円、天ぷらとか肉つけても200円台だったと思います。またこれが普通においしい。

安いのもあるけど、何より速さ。かけうどんの場合、食券を渡して約15秒後には出てきます。自販機のカップコーヒーより早い。

 

そんな店に久々に行きました。

 

カウンターのみの店なんでいつもどおり食べてたら、隣にいた若者がカウンターのおっちゃんに向かって、

「埼玉から来たんです。うちの大阪のじいちゃんが、この店が好きでよく来てたっていうので、僕も南海電車に乗って、来たんです!おいしかった!」

それを言われた時の、あのいつも無愛想ぶっきらぼうなおっちゃんの嬉しそうな顔。

 

「安いうどんやし」ササッと食べてしまってたうどんにも、こういうふうに思って来る人がいるということを間近で見て、もっとちゃんと味わって感謝して食べようと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください