K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO FINAL16 QUALIFYING GP 観戦

さー、見よう。若手が多い最終予選。注目はダニエル・ギタ、リコ・ヴァーホーベン、セルゲイ・ラシェンコ。マヌーフもかき回すか。

一回戦 メルヴィン・マヌーフ vs ラマザン・ラマザノフ

1R

両者じっくり見る。マヌーフも慎重。ラマザノフはごっついい右ローと左ミドル。ローはいいとこにヒットしてる。マヌーフがパンチにいくとクリンチ。ラマザノフは下がりながらキックでパンチになるとクリンチ。そこでマヌーフがラッシュ。少し左が当たったのでダウン。

起きたラマザノフは焦点があってない感じ。そしてマヌーフがさらに出て左フックが入ってラマザノフがダウン。2ダウンTKOでマヌーフ。解説の魔裟斗もそのパワーに驚いてる。

さー、今日のマヌーフは慎重や~、コロっと負ける可能性が高いマヌーフだけに、こうなると恐ろしいぞー

 

一回戦 ダニエル・ギタ vs ジョン・ラブ

1R 優勝候補と言われてるギタ。ローが得意らしい。ジョン・ラブはリザーブ予定から繰り上がった選手。ジョンがローを出していく。ギタは静かにトーを返し始める。おお、威力が違う。サウスポーのジョンに右のインロー、それが効いてきてジョンがダウン。

立ったジョンに、このままローで終わるかと思ったら・・・うわーーー

すげー左フック!めっちゃ速い。完全KOで決着。怖いぐらい落ち着いた表情で圧勝のギタ。魔裟斗が次のマヌーフ戦が楽しみだと。ほんでこのゲスト解説の女の人もいいコメントするな~

 

一回戦 セルゲイ・ラシェンコ vs セバスチャン・チオバヌ

1R

チオバヌでてくる。ラシェンコ落ち着いて左ミドル。チオバヌはパンチでいく。魔裟斗はチオバヌのボクシングを褒める。ラシェンコの左ミドルが強烈!めちゃ重そう。パンチへのカウンターで今度は右ミドル。コーナーでラシェンコがパンチから右ローの対角線コンビネーション。次はチオバヌがいい右ストレートを当てる。

2R

ラシェンコが左ミドルを連打していく。パンチの打ち合いにいくと、若干チオバヌが押す。あー、っとラシェンコがいい右ストレートをカウンターで入れる。今度は右ローが頻繁に出てくる。スリップが続くので効いてるのかも。コーナーに下がったラシェンコにチオバヌのパンチが入る。ちょっとラシェンコスタミナ切れてきたか~ってとこでゴング。

3R

チオバヌが浴びせ蹴り。そこからちょっとチオバヌのパンチが数発当たる。でもラシェンコは効いてるというよりスタミナ切れに見える。チオバヌも疲れてパンチが遅い。両者フラフラ、若干ラシェンコが優勢か。

判定、3-0でラシェンコ。こちらも優勝候補やけど、この疲れでは厳しいか。

 

 

一回戦 リコ・ヴァーホーベン vs ブリース・ギドン

1R

公式でもかなり推されてたリコ。右ローと右フックで出ていく。ギドンのパンチもいい。両者ガンガン打っていく。ギドンの左ハイが浅く入る。スリップが多いリコ。魔裟斗はリコが若く精神的に弱いかもしれないと指摘。ギドンがパンチもキックも手数が増える。ガードしているものの押され続けるリコ。

2R

ギドンはパンチ、リコはパンチと前蹴り。リコはカウンターで右ストレートを狙う。ギドン若干攻め疲れか。リコはローも出していく。だんだんペースはリコに。かなり互角といったところ。

現在のジャッジではギドンが勝ってるらしい。リコがピンチ。

3R

ギドンがさらに出てくる。リコは焦った様子で返す。クリーンヒット無し、逆にギドンのパンチをもらう。ギドンが落ち着いて右アッパーと組んで膝蹴りを出す。ギドンのパンチがだいぶ当たってるのに対して魔裟斗が「あれだけヒットして倒れないなんて、ヘビー級のくせにパワーがない。力込めて打ててない。パワーが全然ない」と批判。

判定、3-0でギドンの勝利。

 

あちゃちゃちゃーー角田登場・・・誰誰もうーーー・・・

あー、マヌーフ。右足のスネ負傷やって。そういや、ゲスト解説の女の人も言うてたなあ。切れてるって。残念。そしてリザーブで勝った悠羽輝が進むとのこと。かなり疲労しての勝ちやったし、相手はあのギタ。こりゃーギタ優勝の可能性が各段に高くなってしまった。

 

二回戦 悠羽輝 vs ダニエル・ギタ

1R

悠羽輝が出ていく。パンチでいくところにギタの左フック。そして左ミドルがすごい音。左ボディ、左ミドル。スタンディングダウン。再開でハイキックに左フック、どれもKO級の威力。そして最後はこの試合初ヒットじゃないか?右ローでダウン。TKO勝利、またも1R圧勝でギタ。

 

二回戦 セルゲイ・ラシェンコ vs ブリース・ギドン

1R

ラシェンコはスピード戻ってる。ギドンはパンチ、ラシェンコは右ロー。ギドンが出ていくけどラシェンコがカウンターとっていく。さらにラシェンコが右のボディストレートを打った瞬間、ギドンが「アアー!」っと叫んでダウン。

なんとか立ち上がったギドンにラシェンコがラッシュ、ガンガンいくけど耐えるギドン。耐えきった頃にラシェンコが急に失速。逆にギドンが返し始める。攻め疲れか。そのまま耐えてゴング。

2R

ギドンがガンガンでて左ハイキックを当てる。ラシェンコが反撃に出てコンビネーションから左フックがヒット、ギドンがダウン!

立ち上がったギドンに右ストレートを入れてまたダウンでTKO!

魔裟斗に「スタミナない、練習してんのか?」と言われるラシェンコがスタミナの無さと一撃のパワーを印象づけて決勝進出。ギタと対決。そういえばこないだのヨーロッパでの予選の決勝でサメドフのローで苦しんだよなあ・・・あの鬼のようなローを持つギタ相手はやばそう。

 

京太郎 vs ヤン・ソウクップ

ヤンはピーター・グラハムに似てる。京太郎は黒髪。

1R

ヤンはジャブとローで出る。京太郎は見る。ヤンは右ハイも出す。京太郎の右ローに右ローを合わせる。魔裟斗によると、まだ京太郎がもらわない距離を保ってる。たしかにヤンのパンチは全部かわされる。京太郎はまだローのみ。

2R

京太郎がパンチで出ていく。ヤンが蹴りで返す。京太郎がパンチでいって、ヤンは落ち着いてガードして返す。魔裟斗も、ヤンがパンチがよく見れてるとのこと。ヤンが前にでていく、パンチは当たらないが左ミドルは当たる。右ローも当たる。ヤンの左フック、右が浅く入る。そこでさらに前に出たところに、京太郎カウンターの右ストレート!

ヤンがダウン!上手いなああーー!立ち上がったところでゴング。

3R

ヤンは落ち着いて前に出てくる。だんだんヤンのパンチが当たるようになってくる。京太郎ピンチと思ったら・・・

おおーーーー!すごいカウンターの右!

京太郎がKO勝ち!綺麗すぎる。スローで見ると前に出ながらのジャブに合わせたクロスカウンター。サワーばりの見事なヒット。いやー、京太郎は華がないけど強いなあー

 

 

ピーター・アーツ vs 西島洋介

うおおおおおおーーーーーー

やったーーーーー

パルプフィクション!やっぱいいねーーー

1R

さっそくアーツの右ローが強烈。西島が出て右フック。キックに合わせてうっていく。アーツの右ローがまた入る。魔裟斗は西島のパンチ当たりそうだということ。しかしあんなにバッチリとローもらってて大丈夫なのか。西島左フックが入る。

2R

西島が蹴りを交わし始める。右ローをもらったところにパンチから右ハイ!かすってそのままダウン。立ち上がったけど、アーツがガンガンいく。パンチはなんとかガードするもヒザとローをもらう。西島がパンチを返していく。でもするどさがない。魔裟斗も「あれだけローをもらって耐えるボクサーを見たことがない」

3R

アーツから歩み寄って抱擁。そしてゴング。

ローを入れてから、左ハイで吹っ飛びダウン。ガードの上なので立ちあがる。さらにラッシュで西島フラフラながらも耐える。スタンディングダウンをとられる。

そして再開の後の右ローでダウン、TKO。魔裟斗は「京太郎との試合が見たい」とコメント。ひょっとしたらグランプリ推薦枠候補になるのかも?

アーツの方はコンディションも体つきもバッチリ、グランプリが楽しみ。

 

決勝戦 ダニエル・ギタ vs セルゲイ・ラシェンコ

ラシェンコはいつも疲れたような、というか気合入ってるように見えない表情。ギタも相変わらず落ち着いてる。

1R

さっそくラシェンコがパンチ、ギタはロー。ラシェンコのパンチに合わせてギタはローとミドルをカウンターで打つ。ギタの右ローがヒットでラシェンコ揺れる。ロープ際でジャブからローでラシェンコがダウン。ラシェンコがガンガン攻める、ギタが固いガードの中よく見てローを入れてまたダウン。

立ち上がっても変わらず、攻めるラシェンコに落ちついてローキックで3ダウンのTKO!

ギタが全試合圧勝で優勝!

魔裟斗がギタをベタ褒め、ガードを固めてローを打つ戦い方を「あの・・・あの選手にそっくりな・・・・えっと、今のチャンピオンの・・・えー、名前が出てこない・・・あの・・・」「ボンヤスキーですか?」「あ、そうです」

今までのK-1世界予選の中でも一番圧勝で優勝したんじゃないか。開幕戦もベスト8扱いの組み合わせになりそう。

 

開幕戦出場予定選手は・・・

レミー・ボンヤスキー

バダ・ハリ

エロール・ジマーマン

グーカン・サキ

ジェロム・レ・バンナ

ピーター・アーツ

エウェルトン・テイシェイラ

ルスラン・カラエフ

セーム・シュルト

京太郎

ザビット・サメドフ

シング”心”ジャディブ

ダニエル・ギタ

の13名。ここに推薦枠候補としては・・・。

レイ・セフォー

チェ・ホンマン

武蔵

ポール・スロウィンスキー

グラウベ・フェイトーザ

西島洋介

セルゲイ・ラシェンコ

マーク・ハント

メルヴィン・マヌーフ

当たりかな・・・ホンマンはDREAMでハルクトーナメントがあるし、セフォーや武蔵もどうなんやろ。グラウベもしばらく試合してないけど出る気はあるんやろうか。ハントも。マヌーフは怪我が治れば入りそう。残り3名に入るのは・・・セフォー、マヌーフ、西島洋介、かな?

また投票があるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください