UFC102 観戦

「UFCのレジェンド」ランディ・クートゥアーと「PRIDEのレジェンド」アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの対決がメインの大会。少し遅れて感想。

キース・ジャーディン vs チアゴ・シウバ

ジャーディンはいつもいい表情。いかつい顔でいかつい笑顔でいかつい構えで試合が始まる。実況によると、前は犯罪者を捕まえて警察に突き出す、賞金稼ぎをしてたらしい。現代にそんな人がおったんや・・・

チアゴはリョート戦で初敗戦からの復帰戦。

ジャーディンがプレッシャーをかけて、チアゴがカウンター狙いという感じ。徐々にジャーディンが押してきたと思ったら・・・

チアゴの左フック!

ジャーディンがダウン、追撃でKO。

ジャーディンって、打たれ弱いなあ~・・・いつも思うけど。

 

ランディ・クートゥアー vs アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ

レジェンド対決が実現。そうか、ノゲイラが優勝したリングスKOKトーナメントにクートゥアーも参戦してたなあ。なぜかヴァレンタイン・オーフレイムが乗りに乗ってた時で、ヴァレンタインにクートゥアーが一本負けしてる。オーフレイム兄弟はよくわからん。

 

クートゥアーが大人気、やっぱりね~。それに対してノゲイラにはブーイング。クートゥアー相手やし、しゃあない。クートゥアーのUFCでの立場やキャラ、ほんで顔までがWWEショーン・マイケルズとそっくり。「現役のレジェンド」の雰囲気なんかなー

 

試合開始。クートゥアーはスタンドのパンチ狙い、ノゲイラはテイクダウン狙いか。クートゥアーのパンチがちょこちょこ当たる。やっぱり最近のノゲイラは反応遅くなってきてるような。

でもクートゥアーの方は年齢的なこともあるやろうけど打たれ弱い。ノゲイラのパンチでダウン。結構ダメージありそうなダウン。でもそこからの回復が早い。

2Rにノゲイラがアナコンダチョークにとらえる。日本でいうスピニングチョーク。腕もしっかりロックしてきて極まるかに見えたけど、クートゥアーが脱出。大歓声。

実況「この試合はまだ続きます!」

ああ、名言や。この「夢の対決」にふさわしい実況や。

 

そこから、ノゲイラもスタンドのパンチでいく。両者激しい打ち合い。これ生観戦したらすごいやろうなあ~・・・盛り上がってた。

 

ノゲイラの右ストレートでクートゥアーが完全に意識飛んでそうなダウン。そこからのパウンドをなんとか見て防いでガード。これは止まってもおかしくなかった。

 

そして判定。クートゥアーはスタンドのパンチと粘り強さ、ノゲイラはスタンドのパンチ、アナコンダチョーク、ガードポジション下から一瞬でマウントを奪い返した見事なスイープ2回が見せ場。

 

両者が見せ場を作ったけど、たぶん見てた全員の第一声は、「5Rで見たかった!」やと思う。最近、そう思わせてくれる試合って貴重やねえ。

 

しかしやっぱり、両者の衰えも見えた試合。今のレスナーとかカーウィンとかに勝てるかどうか・・・ん~~~

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