さあさあ、行って来ました。たぶん3回目ぐらいかな。
難波の商店街を抜けたところにある崩壊寸前ガムテープ補修だらけの老舗です。
昼、だいたい11時台に行くとお決まりの光景なんですが、店にはまだお客さんがおらず、店員であるおばちゃんおっちゃん全員が普通に客席に座っています。
一瞬、「これ裏口か?」と思うんですが、それはこちら若者と店の人の反射神経・動体視力の差からなる誤解であり、おっちゃんおばちゃん達なりに「客が来た」と認識するとすぐに立ちあがって「いらっしゃい」と迎え入れてくれます。
このとおり昔ながらのメニューの貼り方、全部ガムテープです。季節関係なしの強烈な冷房で、年中鍋焼きうどんが食べれそうです。
この店を知ったのは、たぶん吉本の芸人さんがよく出前をとる店を紹介するテレビ番組だったと思います。
中川家礼二いわく、「出前の注文を電話でして、受話器を置いた瞬間におっさんがそば持って入ってくる」というぐらい速いらしいです。
また、味のほうですが、松本人志がラジオで「地球一うまい」と言っていたのがこの信濃そばです。「信濃に毎週行くためだけに大阪でレギュラー番組がほしい」とも言っていました。
で、そのラジオで一緒に話している放送作家の高須光聖さんがたしか絶賛してた「肉うどん」です。めちゃめちゃ肉の味が出まくってます。
うどんは大阪のうどんって感じで、コシもなくやる気のない何故かおいしいあのうどんです。ダシは大阪でいうと濃い目になるのかな?
でもそのダシがうまくて、ひたすら飲み続けてしまいます。そしてまた後日飲みたくなるんです。松ちゃんがラジオで「水道の蛇口から信濃のダシが出てきたら、もうその場離れられない」というぐらい、クセになります。
左は山かけうどん(冷たい)と、3個300円のおにぎりです。よくある三角形の型にはめたおにぎりではなく、オカンが作るあれです。中に具なぞ入れてたまるか!です。
もう、なんやろ、コクがどうこう、麺のコシがどうこう、店の雰囲気、接客態度、コストパフォーマンス・・・
関係あらへん! なんか知らんけど、うまいんや!
そんな店です。