沖縄最後の宴会！
Tさんが仲良い沖縄の友達、あらちゃんの家にお邪魔しました。前の日の二次会に来ていた女の子。
そこには、好青年たっちゃん、あらちゃんのお父さんお母さんがいました。
ありがたいことに、Tさん夫婦だけでなく、僕ら薄汚い4人まで歓迎してくれました。大きな家の大きな庭でのバーベキューです。
実はTさん、友達あらちゃんもそうなんですが、このお父さんとめちゃくちゃ仲良くなったそうで、Tさんとお父さん2人で石垣島行くほどだそうです。
なので、昨日の結婚式にもお父さん、お母さんが友人枠で来ていたのです。
そのとき、Tさんが「明日お世話になる、沖縄のお父さんお母さんや」と紹介してくれていました。
Oがそのとき、お父さんに「明日は死ぬほど飲ませてやるからな」と言われていたそうです。おお、怖いセヨー
まず着くなり、大皿のものすごい量の焼きそばが登場。
そして地獄の石垣牛攻めが始まりました。
この日のためにお父さん、大量の石垣牛を用意してくれました。
大きなボールに積まれた石垣牛の塊たち。
それが網で焼かれていきます。
お父さん、網に肉をたたきつけるように焼いていきます。
一般的なステーキの半分ぐらいの大きさでしょうか？
とにかく「焼肉」というにはかなりでかい！
そしてお父さん、ものすごい食べるよう勧めてくれるのです。その勢いと熱意がすごい。
「食べなさい！もっと食べなさい！！！」
みんな一切れ目は・・・「ううううう、うまーーー！！！」
二切れ目は・・・「柔らかいっすねえ！」
三切れ目は・・・「ボリュームありますねえ～～」
四切れ目は・・・「ははは、ガツンと腹にたまる感じで・・・」
五切れ目は・・・「あ、野菜も食べとこうっと・・・」
六切れ目は・・・「・・・・・・・・あ、はい！いただきます！」
七切れ目は・・・「あ、まだ前の食べてます！」
八切れ目は・・・「あいつ皿空いてますよ！」
お父さんが向こう向いてる間は休憩して、こっち向いたらガツガツ食べてる感を出す・・・幸せな地獄。
なんとか肉を乗り切り、飲みモードです。泡盛「残波」の水割り＋シークワーサー入りです。
ここでもお父さんの「飲みなさい！もっと飲みなさい！！」が始まります。
もちろんそればっかりじゃなく、いろいろおもしろい話を聞かせてくれます。若い頃の仕事の話、いつもこうやってこの庭で宴会をしている話。
特に、巨人優勝の際にはおもいっきり宴会をすると。豚一頭買ってくると。
今日初めて来た僕らにも
「沖縄に来たら、絶対に声をかけなさい！空港まで迎えに行ってやる！そしてここでまた腹いっぱい食わせてやるし飲ませてやる！」
ここにも、「ミスターいちゃりばちょーでー」がいました。
Tさんとお父さんのツーショット。
あらたまってTさんが、「お父さん、いつもこうやって歓迎してくれて・・・僕は本当にお父さんに感謝を・・・」
お父さん「いいから飲め！！！！」
お父さんの耳に真面目な話。
ここにはカラオケもあり、始まります。
ということは・・・やっぱり
「歌いなさい！もっと歌いなさい！！」
ということでみんな歌い始めるんですが、家庭用レーザーディスクのカラオケ。何枚かあるレーザーディスクの中の曲を選んで、お母さんに言い流してもらうというシステムです。
置いてあるレーザーディスクが100%懐メロです。それも僕らよりもうちょっと上の世代の懐メロです。演歌率も高くほとんどわかりません。
知ってる「乾杯」「いとしのエリー」「真夏の果実」なんかは早々と取られたので、「浪花恋しぐれ」しか残っていませんでした。
Tさんとお母さん。
Aさんが「愛の賛歌」を夫Tさんに向けて歌います。
するとお母さん泣いてしまいました。
おっもしろいわ～この夫婦。
カラオケの方でノリノリのKさん、酔っぱらって酔っぱらって酒を浴び始めました。浴びるようにではなく、浴びました。
すると・・・やんちゃ娘あらちゃんがホースを持ちだして・・・Kさんに向けて発射！
暴れるKさん、笑うあらちゃん。
そうなると、Kさんが次はホースを持って・・・
やばい！
iPhone組の僕とMさんは素早くポケットのiPhoneとデジカメを部屋の中に放り込みます。
間一髪！
こっちにものすごい勢いの水が・・・
あんなに熱心に選んだかりゆしがビシャビシャです。Mさんも。OもTさんも。
ホースが止まった瞬間、Aさんが皆のシャツを脱がせ集め、別の場所へ干してくれました。そしてKさんは見たことないダサい半パンに着替えていました。
この日は全員が飲んだこともあり、運転代行で出発して、那覇のどこかで泊まることになりました。飛行機は明日の朝。
で、Aさんがなんと千円の安い宿を探して予約までしてくれました。T&A夫婦は那覇のホテルへ。
代行が来て、とうとう、お父さん、お母さん、あらちゃん、たっちゃんとお別れです。何回も握手して、みんなに筆ストラップもあげて、「また来てねー」「また来るわ～」の繰り返し。
沖縄最後の夜は、暖かい友人の最高のもてなしでした。