ラジオで初めての大勢トーク形式

昨日はSecond Lifeの中で、それまでこの世界に大きく貢献した人たちとのトークでした。玉王ラジオ特別編としての収録。

100501_048

日本のSLブームに火をつけた人、この世界を盛り上げた人、新しい使い方を示した人、この3,4年でほんまに大きな活動をしてきた人ばかりです。いつもラジオは実際に僕が米王さんの事務所に行って収録するので、相手の声を生で聞いて話すんですが、今回はゲストの声をSLから録音するということで、合わせて僕も家からSLで録音してもらいました。

SLのボイスチャットというのは若干のタイムラグがあって、相手の言葉に重なってしゃべってしまうことがしばしばあります。お互いしゃべろうとしてかぶって「どうぞ」「どうぞ」というシーンが多いです。それがうまくできるかな~という不安がありました。

そしてゲストはビジネス的にもこれまでいろいろ考えらて来た人たちで、トークのテーマもそのあたり。なので僕はそないしゃべることないので進行役になりました。最初の予定ではゲストが3人、米王さん含め4人のトークを進行させる役ということになります。この感じも初めてで、バランスよく話をまわして、かといて柔軟性なくなってもいかんし、話の切りどころも難しい。普段のラジオと比べてテンポが遅くなるだろうことにすぐ慣れるかどうかも・・・

いつもは二人ということで、「こないだあったこの話しよう」って決めた後自分の中でどのタイミングでどういう構成でどういう言いまわしでどこをフィニッシュにしゃべろうというのが決まってて、二人ならそこもあまりブレることなく終わるので、そういう準備ができてる時は安心なんですが、今回はほとんど見えません。用意していないと、浅く薄いボケやつっこみになりそうで不安です。

で、自分は普段からテンションが高いほうでもなく、ラジオやイベントの前にそれなりに気合いを入れてテンションと声のトーンを上げていくんですが、正直なっかなか気分が上がらん時もあります。とにかく好きな音楽を聞いたりバカボンを読んだりしてなんとか引き上げます。

それがこの日の朝・・・タクシーに乗って信号待ちの状態、目の前で自転車に乗ったおばちゃんが車に跳ねられ倒れたのです。意識はあるみたいやけど頭も打って血がかなり出ていました。すぐにその車の人もまわりにいた人も駆け寄って救急車呼んで、対応はすぐできてたとは思うんですが、やっぱり目の前であんなこと見ると、おばちゃんが気になって仕方ないです。あんな光景初めて見たのでおっそろしい気分でした。

なんやかんやで準備もしていざ始まったんですが、内容のことはあまり覚えてなく、なんとか終わらせたという感じです。かなりいろいろ深い興味深い話を聞けたんですが、自分の進行の様子だけを考えると、これから編集する手がなかなか動きません。トーク番組ってものは数多くテレビで見てきたけどほんまに難しいです。

テレビにいつも出てる人は私生活で大きなトラブルを抱えてたり直前にとんでもない事件に遭遇してたり体調悪かったりいろんなことがある中、いつものキャラを守って出ないといけないっていうプレッシャーはきついと思います。もちろん何の仕事でもいつも最高の仕事が求められるのは当たり前やけど、見てる人が多いってことでいえばそれだけ精神的にはキツいです。

なんにしても、多くの人数で進めるっていうのは機会がないとできないので、また新しい立場でできた良い経験でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください