地震

3月11日の金曜、昼間店の前を歩いてたときに前のごはん屋さんのおっちゃんが出て来て「揺れてる、揺れてる」って言いました。それで気付いた今回の地震。

ぶらさげてるものが揺れて、そのあと自分も揺れてるのに気づいて、Twitter見たら関東がすごい揺れたと知り、ネットで確認して日本全体での大きな地震と知りました。

宮城から東北、関東にかけて大きな被害。東京にいる姉夫婦は電話で安否確認。友達にもメールで確認。みんな電車が止まって大変だったものの、無事でいることはわかりました。

けど、秋田出身の友達の家族はどうなんやろとか、高島屋の伝統展でいつも一緒になる人達はどうなんやろとか。考えれば考えるほど心配なことが増えてきました。毎年夏に会って硯のことを教えてくれる雄勝硯の職人さんも宮城。取引してる硯屋さんもそう。次の夏また大阪来た時飲みに行こうなって言うてくれてる会津木綿の職人さんは福島。

そして何より、10日に義兄の家族に不幸があり11日はお通夜、12日はお葬式の予定がありました。自分は行けないが、母がお葬式に行くつもりで11日夜発のバスを予約しており、それも中止。土曜の新幹線でも間に合わず中止。向こうではそんな時に地震でほんま大変やろうな、それに手伝えないというのがまたつらいものでした。

ニュースで被害状況を見るとどんどん不安に。「喜多方」ってフレーズが出たときに思い出しました。高校の修学旅行で行ったあたりです。

そして3月12日に予定している高校の同窓会。卒業の時に決められた同窓会係を友達がしており、一年以上前から「2011年3月12日にやる!」と決まり、それは卒業から10年という節目での開催でした。

半年以上前から準備にとりかかり、それもがっつり手伝い、この日を楽しみにやってきて先生含め160名もの参加予定者が並びました。その中にはこのために関東や九州からかけつける人もいました。なので地震についての情報確認をしながら、同窓会幹事としての連絡と準備に追われました。

当日流すオープニング映像の編集で、その時点で1日寝てなかったんですが、結局また確認・連絡・準備で当日始まる直前まで寝る時間は取れませんでした。同窓会の会費を集めて、浮いた分は赤十字に募金しようと幹事で決めたんですが、結局来れなかった人が多数あり若干のマイナスが出て募金できず。

同窓会は無事に終わったものの、今回の地震でまだ安否がわからない気になる人はいっぱいいます。

不安ながら、今日から3日間 上海に行ってきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください