映画 寄生獣

「寄生獣」の映画を見て来ました。


漫画は昔から好きだったので、映画化決定から「大丈夫か?大丈夫か?」のドキドキが続き・・・気が付けば公開。だいぶ遅れたけど一応見とこうという感じで。
感想としては、改めてストーリーのおもしろさと、染谷将太の説得力と深津絵里のハマり具合がすごい。この第1部の圧巻のシーンはやっぱり新一の母親が寄生されて襲ってくるとこですね。あの染谷将太の鬼気迫る雰囲気が良かった。
原作うろ覚え部分もあるのでwiki見てたらけっこう変わってる設定も多く、追加されたシーンとしてあった、新一と寄生された母親の戦いで母親が自分の攻撃を自分で右手で払って新一を助けるところ。あれがまた良かった。映画は原作以上に寄生された人間の残ってる心が影響するシーンがわかりやすく表現されてるような気がします。
あとwikiの田宮良子の項目で

役を演じた深津絵里は、パラサイトに寄生される以前の田宮良子には子供を産みたいという願望があったのではないかという独自の解釈しており、それを監督の山崎が拾って設定として反映させたという

これすごいね。その脚本に入る前の部分から想像して考えた上で演じるって、普通に見る側は思わんですね。演技の勉強する人にとっては当たり前やったりするんかな?

とにかく思った以上によくできてて満足でした。内容的にも最近の情勢的にも、テレビでの放送はしばらくないんじゃないかなと思うので見ておいてよかった。
完結編楽しみにしときます。