名作を振り返り。1997年公開、アル・パチーノとジョニー・デップが共演した邦題「フェイク」原題が「Donnie Brasco」

マフィアの一家に潜入して大量摘発に貢献したFBIの特別捜査官ジョー・ピストーネという人の話で、実話であり本人も実在するそうです。
そのジョー・ピストーネをジョニー・デップが、一番面倒を見てくれるベテランのマフィア、レフティをアル・パチーノが演じています。

まずドニー・ブラスコの偽名でマフィアに入り込むピストーネのどこで練習したのかっていう残虐非道なマフィアっぷりが板についてます。対してレフティの渋く経験豊かそうな味のある雰囲気はアル・パチーノお手の物というか・・予想通り完璧。

マフィアと関わっていくドニーが慎重に順調に捜査し報告を続ける中でレフティへの友情や恩が生まれ葛藤。仲間にバレそうになる自身を守るため仕方なく一般人をボコボコにしたり、仲間の裏切りや嫉妬や感情のもつれに悩まされながら、一方では仕事の内容を明かせない実の妻との溝も深まっていきます。

登場人物みんなどこか哀愁が漂い親しみがあり、非道さも良心も感じられる引き込まれる全体の空気感は見てて飽きません。しっかり一言一言をよく頭に入れながら最後まで見たら・・もう泣きます。男なら泣きます。

これどこまで再現されててどこまでが実話なのか。wikiで見たらピストーネは名前を変えて別人として生きて、マフィアは懸賞金をかけて探し回ってたらしいです。粛清されたっぽいレフティは実際にはFBIに逮捕されてて刑務所で病死しているとのこと。1回でも面会とか行って・・・ないかな、さすがに。