行ったことなかった競馬場というところへ行きました。
阪神競馬場で開催された宝塚記念。
競馬はたまーにやるぐらいなので知識はないんですが、ちょっとでもあるなら生で見ておくべきだと思ってたところへお誘い。ありがとう。
最寄り駅が仁川というところなんですが、梅田から阪急神戸線、西宮北口で今津線に乗り換える、その時すでに競馬に行く気まんまんの人達で溢れてます。そして仁川に着けばもうそこは宝塚記念の熱気が!今まで格闘技やライブや大きいイベントでもこういう雰囲気は見てきましたが、競馬はさらに規模がでかい!会場の広さ人数の多さも違います。まあ単純にライブとかは数千円のチケットで行きますが競馬は入場料が200円。そこからいくら賭けるかはそれぞれなので行きやすいということはありますけど、でもすごい。
会場内は投票するとこ、パドックはもちろん、いろんな店が入ったフードコート的なところも。どこも人いっぱい。会場外の広場では屋台がいっぱい出てイベントやってたり、過去の名馬のオブジェ?にまたがって写真撮れたり・・と、競馬フェスティバル。こういう盛り上げ方はさらにテンション高めますね。やっぱりG1の中でも歴史ある宝塚記念ということもあるんでしょうか。有馬記念とかもっとでしょうか。
パドックでレースに出る馬をよく見て・・「毛並みがいい」とかそれ風のコメントを出してから、いざ投票。
さっき見た馬が実際に入場して来て皆の期待を背負いゲートを飛び出す、と考えたらなかなか熱いです。
この日は後半レースで一番人気の馬がことごとく負け、穴馬が最初に飛び出しそのまま逃げ切るという展開が2レースぐらい続きました。詳しい友人が言うにも波乱続きのままメインレースの宝塚記念!ダントツ一番人気は去年も制しているゴールドシップ!
それまでのレースに比べてパドックにもレースにも人が溢れかえりほとんど見れない状態に。あちこちで皆ちょっとの段差を見つけて上って見てます。いよいよということで、ゴールドシップが入場してくる時の歓声はそれはそれはすごいものでした。
ギャンブルといえど、こうやってひとつのレースひとつの結果をこの人数で応援し見守るという空間は特別ですね。
投票の方はというと、ゴールドシップを含めた三連複のボックスで5頭選んで買いました。ほとんどの人が買ってるでしょう。ゴールドシップ。
そして各馬がゲートに入りいよいよスタート・・・という時にすごく大きなどよめきが。ひときわ目立つ白い体のゴールドシップがゲート内で立ち上がってます。暴れてます。しかしガチャン!とゲートが開き一斉にスタート!・・・ゴールドシップだけが完全に出遅れてヨタヨタ走り出しました。
その瞬間の大観衆の悲鳴と落胆の声。モニターには始まったばかりのレースやのにビリの馬がアップに。こんなこともあるんやなあー
結果は実力も高いらしいラブリーデイが勝利。自分含めほとんどの人を驚かせた結果なんでしょう。たぶん。
ギャンブルとしては全く勝てずに帰ることになりましたが、想像してた以上の規模と熱気、それをさらに盛り上げる波乱も見れて満足の初競馬場でした。