UFC 195 Lawler vs Condit
January 2, 2016 Las Vegas, Nevada MGM Grand Garden Arena
2016年最初のUFC。2015ファイト・オブ・ザ・イヤーを獲得したウェルター級王者ロビー・ローラーの防衛戦がメイン。
Joe Soto 15-4-0(W-L-D)
Michinori Tanaka 10-1-0(W-L-D)
2試合目で田中路教が登場、しかも相手は元ベラトール王者でUFC王座にも挑戦したジョー・ソト。かなり飛び級マッチメイクかな?
しかし試合では田中が出入り速くスピーディーな打撃でかく乱。ソトに手を出させずペースを掴みました。そしてテイクダウンするとソトがフットチョークへ。しっかり防御したもののグラウンドでは攻めさせてしまった1R。2Rも効果的に打撃を入れてテイクダウン、今度はフロントチョークに行くソト。これも外す田中。3Rは田中スタミナ切れか、ソトのパンチをもらい始め、ジャブをかなり受ける。声を出して挑発しながら打つソト、ぐらついたりしないもののかなり受けて判定へ。スプリットで田中!かなり接戦ではあったものの大物からのこの勝ち星は大きいでしょう。Twitterでも祝福ムードすごかった。今年幸先のいいスタートの試合でした。
Michael McDonald 16-3-0(W-L-D)
Masanori Kanehara 25-12-5(W-L-D)
金原正徳も2戦目でランカーのマイケル・マクドナルドと対戦。こっちも意外とあっさりテイクダウン。グラウンドコントロールも完璧なラウンド。しかし2Rマウントから肩固めを狙ってキャッチしてサイドに来て完璧!と思った瞬間するっと抜けられバックチョーク!深く入ってまさかの大逆転タップアウト負け!なんとももったいない敗戦でした。
Stipe Miocic 13-2-0(W-L-D)
Andrei Arlovski 25-10-0(W-L-D)
いつのまにかアルロフスキーはヘビー級2位まで来てたんですね。そして3位のミオシッチとおそらくタイトル挑戦者決定戦。ストライカーで調子いい両者。始まって速攻スピード乗っててバシバシ打っていくアルロフスキー。調子良さそう!よく見るミオシッチ。さあ、どっちが主導権握るか・・・と思いきやミオシッチの右をくらったアルロフスキーがフラフラ・・追い打ちで完全にKO!やっぱり心配してた打たれ弱さがここで。せっかくここまで戻ってきたのに挑戦がまた遠のいてしまいました。
Robbie Lawler 26-10-0(W-L-D)
Carlos Condit 30-8-0(W-L-D)
さあ、メイン。ローラーの試合は煽り少なくても誰でも熱くなれるのかな。リーチ差がかなりありそうなのでローラーはどう攻めるのか?コンディットはローやジャブを出していき、ローラーはカウンターで大きな左を振り回す。どちらもかなり集中してピリピリした緊張感。2Rも同じように手数を上げていくコンディットはローや前蹴り。そして一気に近づいた瞬間ローラーの右でコンディットが吹っ飛ぶようにダウン!ダメージは大きくなさそうやけどローラーの一撃を印象づけました。3Rも手数のコンディット、少ないけどクリーンヒット当ててるのはローラー。
そして最終5R、半分過ぎからコンディットもものすごいラッシュ。パンチ、肘、キックのコンビネーションガンガン!ローラーもフックやハイキックで打ち返す。ガンガン当たるフック。耐えるコンディット。どっちもフラフラになりながらのものすごい激闘のまま終えました。終わった瞬間2人して金網で休憩。
判定はローラーに。2,3,5R取ってローラーかなーとは思ってたんですがどっちになっても納得。両者にボーナスあげてほしいほんまに激闘、いい試合、これぞ熱闘。早くも2年連続ファイト・オブ・ザ・イヤー取るんじゃないかローラー!っていう試合でした。
リングサイドから動画アップしてる人が。臨場感すごい!
If you ain't a @ufc fan now I don't know when you will be…what a main event #UFC195!!! @Ruthless_RL @CarlosCondit pic.twitter.com/9Ls6wrWgoj
— Shane Victorino (@ShaneVictorino) 2016, 1月 3