約一年前まで、スカパーのJsportsでアメリカのプロレスWWEを見てました。毎週、2時間番組が2つと1時間番組が1つの計5時間。それプラスだいたい月一、PPVで3時間の特番。日本のと違いめまぐるしく絡み合うストーリー展開、次から次へと出てくる個性的なレスラー(スーパースターと呼ぶ)達、技術的にも演出的にも、初めて見た時からの衝撃を忘れずずっと見てたのですが、忙しいのと視聴料金も厳しかったので、いったんやめたのです。
そして今年、スポーツナビで「アントニオ猪木がWWE殿堂入り」というニュースが出ました。WWE殿堂入りすると、毎年一番のビッグイベント「レッスルマニア」前日に殿堂入り式典が行われて、当日にも登場するのです。
あのアントニオ猪木と、ずっと見てきたWWEスーパースター達が同じ空間に立つ、というのが見たくてたまらなくなり、スカパーPPVのWWEパックを買いました。一年間のWWEのPPVを安く見れるのです。勢いでPPVパック買ってしまったので、なんとか普段の番組も見れないかということであれこれ調べると・・・
初回放送は無理やけど、遅れてなら家にあるケーブルテレビで見れる!それが発覚してから、家で見る時間帯を把握してビデオ録画をするようになりました。
一年ぶりに、10代の僕に衝撃を与えた世界のレスリング・エンターテイメントとの生活が再開されました。
RAW [#872]
現地では月曜に生放送されるRAW。衝撃的な事件とかはここでよく起きます。最近は別の番組のタレントや有名スポーツ選手が毎回入れ替わりで「RAW特別ホスト」みたいな感じで登場するみたい。しかも試合を決定する権限を持たされる!(という設定)
ちょっと前にはマイク・タイソンが来て、タイソン & クリス・ジェリコ vs DXなんていう豪華なカードが実現したとか。
で、今回のRAWは・・・
来ました来ました、噂のシェイマス。自分が見なくなってからデビューして最高王座WWEチャンピオンになったという大型新人。クリスチャンに圧倒して必殺技の新崎人生がやってたようなパワーボムで勝利。試合も落ち着いて迫力あってよかったけど、まだまだ見てみないとよくわかりませんなあー
そしてヒールが似合ってたCMパンク、大物感が出たミズ、そしてタッグ王者になってたDX。DX復活の時はほんまにおもろかった。日本武道館の10列目で「DX!DX!」叫んだこともよく覚えてます。
そして一年前ぐらいから頭角を現してきていたマリースが女子王者になっていて、昔いたゲイル・キムが帰ってきてました。マリースはいいヒールになると思ったのでよかった。試合のほうは評価されてるのかな?
来たよ~、ランディ・オートン!見てない間の予習をちょっとしたけど、さらにRKOの魅力爆発してました。RKOに行くまでの流れも演出も動きもキャラも、かなりヒールとして完成されつつあるように見えた。けど今回RKOは見れず。一年前よりかなり扱いがよくなってたコーディに負け。オートンは歓声多いけど、ベビーターンするのか?
次はかなーりキャラ飽きてきてたシナが登場やけど、王者じゃないシナがなんかのびのびやってるようにも感じられた。けど、やっぱシナが魅力を取り戻すにはラップをしないと!ラップで相手けなしまくるシナのほうがいいですわあ。
そして一年前に一番期待してたデビアスは次のチェンバー戦には出れるみたいやけど、シナにはボコボコに・・・。まだもうちょいかかるのかな~
たぶん、見てない間WWEに起きた一番のニュースは、このブレット・ハート復帰なんやろうと思う。もう二度と上がることはないって言われてたような気がするし本人も言うてたような気がするし。ましてやビンスと絡むなんて、ほんまにWWEはストーリーのためにどれぐらいの努力をしてるんやろうか。
レッスルマニアの目玉になるブレット vs ビンス、試合としては戦争のような感じやけど、なんとなくファン目線ではWWEとブレットがほんまに和解したのかなと、ちょっとホッとするところでもあります。
RAWだけで長くなってもた。とりあえず終わります。