忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー 〜感度サイコー!!!〜

映画を見て来ました!

 

忌野清志郎が2001年、2004年、2006年に大阪城ホールで開催したライブイベントをテーマにした不思議な?というか夢の?話というか。

このショーは忌野清志郎と親交のあるミュージシャンや俳優やいろんな人が登場してセッションしたり一緒にショーをするもので、豪華な組み合わせが楽しめるのです。で、「この2011年にまたナニワ・サリバン・ショーやろう!」っていうノリで話が進みます。もちろん忌野清志郎を中心として。

もう忌野清志郎がこの世にいないことなど全く触れられることなく、大阪の街に宣伝カーが走り定食屋や飲み屋やラジオでこの話が出て、その話をしてる一般人役が、ゆずだったり斎藤和義だったり。「ナニワ・サリバン・ショー行かないと!」とか言うて次のライブシーンで清志郎と一緒に登場します。ライブシーンは過去の映像を使って。忌野清志郎役はいない、本人そのもの。

まさに2011年にライブが行われてるようなノリで、あの”アースマラソン後”の間寛平さんがホールに駆けつけるシーンは素晴らしい。

ほんで自分としてのこの映画について。

自分はすごく遅れた忌野清志郎ファンで、なんと亡くなって以降です。もともといろいろ音楽を広く聞く方ではないのでずっとこの人の存在を知らず、曲も聞くことなく育ち、ガンから復帰の時期にちらっと見たような気がする程度でした。

それがたまたまちょっと前の音楽ライブ映像をいろいろyoutubeで見てた時に好きな桑田佳祐との共演を見て、気になって別のライブを見て、いっぱい出てきた「雨上がりの夜空に」でハマりました。

知った頃にはいない人だったので、歴史上の人物みたいな感覚。ライブ行ったこともなくテレビで見たこともなく、友達とこの人の話をしたこともなく、人と共感しないままだったので、なんかもう自分にしか見えてない存在しない人みたいな感覚だったので、「人と一緒に見る」感覚が、映画館でこれを見たのが最初になったのです。

「雨上がりの夜空に」と並んで一番好きな「ドカドカうるさいR&Rバンド」が映画の最初にかかった時には心の中で「おお!」って思って同時に横の男の人がちょっと「おぉ」って言うて、そこで初めて「忌野清志郎」を人と一緒に見た感覚を味わいました。ライブとか行ったら楽しかったんやろな~

この映画、かなりライブ映像の場面が多いので、もっと音響のいい映画館で見るべきやった・・・とちょっと後悔。大阪でいいとこあるならもう一回見るのもいいなー

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