2004~5年に放送されていた番組を思い出します。
考えるヒトwikipedia
今まで見てきた中でもかなり上の方の、毎週楽しみにして見てた数少ない番組のひとつです。
半年ぐらいは実際に募集されているキャラクター案とかキャッチフレーズ案を皆が考えて本当に応募する番組でしたが、後の半年は4コマ漫画を1コマずつ考えて雑誌に掲載するという番組になりました。
とりあえず今YouTube出てたので再生リストを。
まず全編において司会は決まった2人。浜田雅功とアナウンサー中田有紀(なかだあき)。この中田さんという人がもう素晴らしい。キチっとした説明をちゃんとしてる時は普通の上品なアナウンサーらしいんですが、何か振られた時や自分から振る時もそのキチっとした上品さを崩さずに鋭く突っ込む、言葉の選びも間もすごいおもしろいのです。特に松本人志に対して回答を急かす時なんかもかなり高圧的な上品さで攻めるSさで、浜ちゃんにも2、3回目から「あなたどんどん良くなるねえ」って言われてました。この人に関してはこの番組全編においてほぼ完璧な仕事をしたと今でも思います。
「考えるヒト」では松ちゃんと各年代のゲスト達が出て来ます。芸人、俳優、アイドル、小学生。いろんな人が出てなかなか楽しい。見てたら売れる前の新垣結衣も出ててしかも当選してました。
その中でも小学生枠で多く登場していた細山くんというのがおもしろく、自分から狙えばスベリまくり、意識してない?下ネタを連発し、周りのいじり方込みでかなり笑えるシーンがありました。さらに当選2回ぐらいして50万円獲得とかして、番組自体も盛り上げました。今どうしてるんやろ。
この番組では、考える時間に「α波の出る楽曲を」とか言うて生演奏。最初は邪魔やな〜って笑えたんですが、この指揮者の人もなんか見たことある有名な人やと思うんですが、毎回聴くと心地よくてさすが、、みたいなってきます。これと、投稿する時に「人間国宝が作った高級和紙はがきで応募」とか「意味ない?」ことに力入れる空気が良かった。
そして第2期として「考えるヒトコマ」にタイトルは代わり、4コマ漫画を作ることになります。司会は同じ2人で考えるのは4人。
松ちゃんとほか3人ということですが、結果的にケンドーコバヤシは全回出てたと思います。覚えてる限りではダウンタウンとケンコバが同じ番組で・・ってのはこれが初めてちゃうかな?あとはしょこたんこと中川翔子。その3人がだいたいおなじみで、あと1枠が毎回変わるという感じでYOUとか高田純次とか清水ミチコとかいろいろ。1回だけ細山くんも出ました。
考えるヒトコマの方ではおなじみメンバーのキャラ分けがすごいバランス良くて、Sな司会とMな回答者という分かれ方も良くて、何をしててもおもしろそうなメンバーでした。まあ4コマ漫画自体は正直めちゃめちゃおもしろいという作品にはなってなかったと思うけど。
「ごっつええ感じ」みたいに伝説にはなってないし、「ガキの使い」みたいに話題にもなってないけど、ダウンタウンの番組の中でも自分は伝説的な番組です。中田有紀か細山くんかしょこたんと話す機会があったら伝えたい。