LIGHT WEIGHT WAR

UFC Fight Night Dos Anjos vs Cowboy 2
December 19, 2015 Orlando, Florida Amway Center

めまぐるしいライト級タイトルマッチがメイン。

Michael Johnson 17-9-0(W-L-D)
Nate Diaz 18-10-0(W-L-D)
ライト級のキャラ立った人対決。マイケル・ジョンソンは期待させる雰囲気しながらも体はそこまでバキバキではなくスピードがすごいわけでもなく惜しいところにとどまるイメージ。ネイト・ディアスは中堅を抜け出せない感じ。ただ今回は双方がボクシングマッチを仕掛けて終始打ち合いでした。リーチとテクニックでネイトが上回り支配。ネイトの挑発で空気を作り成り立ってたような試合。判定で勝った後ネイトがコナー・マクレガーを挑発してましたが、まずライト級に上げることとネイトの位置を考えたら早い気もします。放送禁止用語を言ったのか、ジョー・ローガンが制してる場面もありWOWOWの通訳の女の人が低いテンションで「全米放送ですのでやめましょうね〜」言うてるのがおもろかった。
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Junior Dos Santos 17-3-0(W-L-D)
Alistair Overeem 39-14-0(W-L-D)
セミファイナルはヘビー級で何年も前から決まっては流れ決まっては流れで来た因縁の試合。因縁といっても、たぶん皆アリスターがドスサントスのパンチもらってKOされるイメージしか浮かばない試合・・・だったんですが!ここ何戦か慎重に戦うアリスターに対して、ケイン・ベラスケス戦でたまったダメージが心配なドスサントス。アリスターもK-1と違い全然綺麗じゃないフォームのパンチを離れたとこから出して、たまにキック出してブーイング受けながらも慎重に戦い、左フック一撃を決め大一番を制しました。次はタイトル戦か、アンドレイ・アルロフスキーと挑戦者決定戦かですかね。
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Rafael dos Anjos 24-7-0(W-L-D)
Donald Cerrone 28-6-0(W-L-D)
最近では珍しい?無敗の天才とかじゃなく紆余曲折あった苦労人2人によるタイトルマッチ。しかも再戦。それでもかなり期待して見れたのは、ある意味コナー・マクレガーのライト級挑戦宣言も関係してるかもしれません。初戦は3Rマッチでドスアンジョスが右フックでセラーニからダウンを取り、後半はセラーニがテイクダウンとキックでペースを握って、微妙な判定決着。なので今回5Rになれば後になるほどセラーニが有利かも?と思って見始めましたが・・・開始早々からセラーニが動きに合わせてドスアンジョス得意の左を合わせられてるのを見てヤバいなーと・・・やっぱり一撃大きくもらって詰められ、1RKO決着となりました。
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UFCではある程度キャラと得意技が確率しててテーマある試合は多く組めるが、タイトルを狙うという意味では偏ってしまいますね。ネイトやセラーニはかなり興行を盛り上げるけどなかなかタイトル獲るまではいかず。そしてドスアンジョスまでがマクレガーを挑発。
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マクレガーとならビッグマッチができると、マクレガーはそういう信頼を勝ち取ったと言えます。しかしマクレガー最大の敵はドスアンジョスみたいな地味で強い選手。こういう人に負けるのが一番盛り下がると思うので、厳しいけどUFCを盛り上げるためにも頑張ってほしいところ。