WRESTLE KINGDOM 10
2016年1月4日 東京ドーム
新日本プロレスワールド
今年もイッテンヨン!ワールドで見ました。
第0試合としてオーバー・ザ・トップロープのバトルロイヤル。去年に続きザ・グレート・カブキ登場。そしてなんと大晦日RIZINで青木真也と戦った桜庭和志!目のあたりが青くなったままリングに上がってカブキと対峙!この異様な組み合わせにどよめきました。毒霧から丸め込まれて負けましたが、なんかもう泣きそうでした。
あんなボコボコになって1週間たたずに今日はドームでグレート・カブキと向かい合ってる桜庭最高 pic.twitter.com/FPP01dQZyR
— Ryo Fujio (@GyokuRin) 2016, 1月 4
ジュニアの試合や6人タッグ王座戦とか好試合が続き、NEVER王座戦として石井智宏 vs 柴田勝頼。バチバチのしばき合い、この2人にしかできない試合。完全にドームに緊張感を作りました。
そして今回の目玉カード、初対決の中邑真輔 vs AJスタイルズ。怪我の影響もなさそうでよかった。
AJはほんまに技が多い。そして中邑の逆上がり式の飛びつき腕十字が素晴らしいですね。そこから三角絞めに入ったところを持ち上げてスタイルズクラッシュを決めるAJ。期待された高度な攻防!最後はボマイエで中邑勝利、拳を突き合わせてお互い称えてましたが、自分的にはもうちょいAJヒールしてほしいかな。
メインはIWGP王座戦。オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至。何回も見てきた試合、ドームでは棚橋が全勝。今回はセミの中邑AJ初対決の鮮度に話題が持って行かれてた感もありメイン大丈夫か?って感じでしたが・・・まさかでさすがの超好勝負。気合いの入り方もいつも以上。お互いのフィニッシュを返されてからはオカダがものすごい飛距離のハイフライフロー!返した棚橋がレインメーカー!棚橋のハイフライ2連発も返したオカダはドロップキックからジャーマン、そしてレインメーカーに行くところ棚橋がビンタで止める。しかし取った腕を放さず回転無しのレインメーカー2連発、そこからしっかりレインメーカーで決めました。
さんざんやってきた対決を勝手に「これぐらいの試合やろう」って決めてしまってましたが、そこを超えてさらにすごい試合に成立させた、改めてドームのトップを張る2人なんやなと実感。「オカダvs棚橋」というものがここに完成されたように見えました。
ただここからの展開はどうするんでしょうか。まだ地上波ゴールデンまで行ってないし、ドーム7万人まで行ってない。ここからの盛り上げ方が想像できないですが、改めて新日のすごさを感じたので期待して見ていきましょう。