HONOR RISING:JAPAN 2016
東京・後楽園ホール
1日目 2016年2月19日
2日目 2016年2月20日
新日本プロレスとROHがっつり共同興行2連戦。
なかなか生で見る機会のないROHの選手が一挙登場、なんでしょうこの期待感。こういう外人来るけどどんな人やろ?というワクワク感も近年の新日の強みですね。
1日目はまあいろいろな選手が初登場、キャラ濃い人への反応に迷う後楽園ホール・・という感じで進みます。でも試合中盤ぐらいから理解して沸くように。
内藤哲也と、東京ドームに出てたROH世界王者ジェイ・リーサルという異色のタッグ。しかし勝った後ロスインゴベルナブレスに誘うような感じでリーサルもノリノリ。どうなるのか?
そしてこの日メイン。ROHのTV王座というのがあるんですね。王者はロデリック・ストロング。挑戦者は石井智宏!
かなり誤摩化しタイプのヒールといった感じでいくロデリックにガンガン攻める石井。いかにもアメリカンヒールか〜でも物足りんなあ・・・と思い始めたものの、中盤からのバチバチ展開で徐々にロデリックにも日がつき激しく攻め合う!なんやがっつりバチバチ試合いけるんや!
しかし石井がフォールしてタイトル奪取!まさかの。おもしろい展開が始まったような気がしました。
2日目は最初から沸き沸き。
ROHの代表?ブッカー?前に挨拶してたキャラ濃いマスクマンのデリリアス。1日目の外道とのシングルはちょっとダラけたように見えてしんどい試合でしたが、その1回だけでキャラが浸透したのか、この日は最初からデリリアスの一挙一動に歓声。なるほど2連戦素晴らしい。
これまたナルシストな感じでめんどくさい系のダルトン・キャッスル。後半動きよかったように思います。
バレットクラブ4人揃っての8人タッグ。この日正式発表された、カール・アンダーソンとドク・ギャローズの新日本離脱。この試合がラストになるということで入場から大歓声。試合後ファレとタマ・トンガと抱き合い、最後は2人でお辞儀。アンダーソンコールが鳴り止むとギャローズコール。ギャローズコール初めて聞いた。しかしやっぱり、ジャイアント・バーナードと組んだ時代からG1準優勝でシングルでも活躍して盛り上げてくれたアンダーソンへの歓声が大きかったです。このままWWEに行くっぽいが、バレットクラブ自体が向こうで結成されそうな雰囲気してきましたね。
そして見落としてたんですがセミでNEVER6人タッグ王座戦!なんとケニー・オメガ&ヤングバックスが挑戦。矢野通とオメガの絡みなんて今まであったっけ?新鮮で盛り上がりました。そしてなんとオメガ組が勝利。一時期全部のベルトをバレットクラブが独占した時のような展開がまたあるのか?どうなのか。しかし早々にこんなことになるっていう6人タッグ王座自体がやばそうです。
メイン。ROH世界王者ジェイ・リーサルに挑戦するのは・・・なぜか本間朋晃!開始から盛り上がって「レッツゴーリーサル!本間!」という掛け合いコール。いいですねえ。しかし試合は途中からちょっと静かになってしまったような感。メインとして物足りんような感じがしてきて・・・
ここでロスインゴベルナブレス加勢に入り、リーサルがフォール奪い勝利。その後も本間はボコボコにされました。しっかりリーサルがメンバーになったのかどうかは言わん感じでしたが、一気にロスインゴベルナブレスの勢いが増してきましたね。
このAJ、中邑、アンダーソン、ギャローズ離脱劇から新しい新日本が作り上げられている時代のようで楽しい。