UFC Fight Night Silva vs Bisping
February 27, 2016 MAIN CARD STARTS 4:00 PM EST / 1:00 PM PST
UFC fight pass
UFCロンドン大会。アンデウソン・シウバ1年ぶり復帰戦がメイン。
Tom Breese 9-0-0(W-L-D)
Keita Nakamura 31-6-2(W-L-D)
中村K太郎が日本大会以来の登場。前みたいに鮮やかなチョークを期待しつつ見ました。出だしブリーズの左ストレートを綺麗にかわして組み付きテイクダウン!美しい!
倒して上にはなるものの下から跳ね上げ強く足関節狙われたりしてしぶといブリーズ。オモプラッタの形に入った時が一番チャンスだったかも。ほかの時間は終始スタンドで圧倒され判定負け。見方が違えば判定勝ちあったんじゃないかなとは思いました。会場全然沸きませんでした。なんでやろ。
Gegard Mousasi 37-6-2(W-L-D)
Thales Leites 25-5-0(W-L-D)
ゲガール・ムサシは日本でユライア・ホールに負けて以来。ベテランのレイテスを主にジャブで圧倒。引き込むレイテスに対応して判定勝ち。インパクト足りず。
Anderson Silva 33-6-0(W-L-D)
Michael Bisping 28-7-0(W-L-D)
メイン!ホームのロンドン大会でシウバ戦が組まれるなんて、ビスピンが長くヨーロッパでPPV売ってきたご褒美とも言えますね。
久しぶりシウバの出方が気になるところでしたが1年前のニック・ディアズ戦と違い王者時代のようにノーガードでよけて挑発して・・・不安なパターン。そしてフックもらい叫び打ち合う。でもしっかりポイントとられたよ!大丈夫!?という1R。
そして2R、また余裕でよけてよけてするところにビスピンの右、左フック!ダウン!意識飛んではないものの明らかなダウンでまたポイント確実に取られました。よける感覚も全盛期じゃないことを見てる側は確信。本人も早く気づいてー!
3Rはさすがに前に出て的確に当てていくシウバ。下がる場面多くなったビスピンを見て「ああ、やっぱりまだシウバは強いな」と。そして終盤シウバの飛び膝!ビスピンは落ちたマウスピースを気にするそぶり見せてるところの隙を突かれた感じですが文句いえないやつですね。
ただ、飛び膝でビスピンが崩れ落ちた瞬間に3R終了でレフェリーが止めたんですがシウバはKO勝ちと思い込んでる様子。しかも英語わからんからスタッフにだいぶ言われてるのに理解してない。仲間に言われてやっと理解したもののインターバルはもうほぼ無しで4R突入。
ダメージ残るビスピンはボロボロながらシウバはまたノーガードでよけるメイン。
前蹴りでぐらつかせるも追い打ち無し。攻めるビスピン、よけるシウバ!
判定は・・・ビスピン!一瞬えー!?と思いましたが、確かにポイント的にはそうか、と納得。1,2Rビスピンで3Rシウバで、残りは難しいラウンドだったと思うのであり得るかなーと。
ビスピンがホームでこういう勝利をおさめたことは物語的にもすごい良かったですが、シウバの戦い方を考えると今日のこの2人が今のミドル級でどのへんに位置するのかがよくわからない、そういう試合でした。どちらもタイトルに近づくのは難しそう。