KING OF STRONG STYLE!

WWE NXT TAKEOVER: DALLAS
APRIL 01, 2016
WWE Network

ついに来ました。中邑真輔のWWEデビュー!

いい煽り。そしていざ本番でサミ・ゼイン入場。もうNXTからWWE昇格なのでNXT出るのもいったん最後っぽいです。
そして中邑入場の時が来たら会場が「NAKAMURA! チャッチャッチャチャチャ(手拍子)」大歓声!日本人スーパースター史上最大の迎えられ方。


新しい入場テーマ、なんとなくフィン・ベイラーに近い雰囲気ですがええ感じ。コスチュームも仕草も知ってる中邑そのまま。そしてリングインからYeaoh!まさかの大合唱!さらに暗転ライト!
会場には飯伏!さらなる期待してしまいますね。


試合が始まり2人が向かい合ってから会場のチャントが鳴り止みません。WWEのというよりNXTの観客はほんまにプロレス好きで世界の興行を知ってて見てて、新日本での中邑をほんまに評価してる人達なんやろうなと。聴こえたチャントを書いておきます。
NAKAMURA!-手拍子
Holy Shit! (超スゲエ!)
This is awesome!(上級の超スゲエ)
NAKAMURA!-Sami Zayn!
Yes! Yes! Yes!
Shinsuke’s gonna kill you!(シンスケがお前を殺す)

そして最初のレスリング、中邑いつものムーブにゼインの投げ、速い展開を見た観客は次は
This is wrestling!(これぞレスリング!)
すばらしい。どんどん試合は激しくなってきました。だいたいこういう顔見せのタイミングってあっさり決まる試合多いような気がするんですが、みっちりがっつり!

さらに新日本を見てるような、石井や後藤とやってるかのようなエルボー合戦。一発一発重く長い!ゼインも付き合って負けることなくお互い打ち続け打ち続け・・・ちょっとスタンディングオベーション起きました。オイ!オイ!と打ち合って打ち合って中邑が鼻血を出しながら打ち勝ち、ロープに詰めてエグイストンピングから顔面キック!すると起きたチャントが・・
KING OF STRONG STYLE!(手拍子)
アメリカに寄せたものではなく、日本のプロレスが守ってきたストロングスタイルをぶつけ、それが伝わった瞬間でした。
しかし中邑が腕十字から三角絞めに行ったところストンピングで返して、逆に荒く反撃するゼイン。この男もストロングスタイル!

そして自分は初めて聞いたチャントなんですが・・
Fight forever!(手拍子)
すごい評価。すごい反応。名勝負!
お互い必殺技の攻防も激しくなって盛り上がり最高潮の中・・
最後は滾ってからのボマイェ!
このボマイェはWWEでは「キンシャサ」という名前に変わるようです。「ボマイェ」が「アリ、ボンバイェ!」から来てるのでそれがあった「キンシャサの奇跡」から来た「キンシャサ」でしょうか。ボマイェが「ぶっ殺せ」みたいな意味なので変えたんですかね。しっくりくるかどうか。


握手。


初登場ながら完璧に、完全に歴史を刻みました。

次の試合では日本で華名としてやってたASUKAが初のNXT女子王座挑戦。超人気王者ベイリーからアスカロックで締め落として王者に。

メインのNXT王座戦ベイラー vs サモア・ジョーもおもしろかったんですが、なにしろ中邑の試合で見る側の体力使ってしまったので改めてゆっくり見たいと思います。とにかく良いスタートでした。