M-1 グランプリ2016

今年も祭典。

最近お笑いもそれ以外も、見るもの楽しいもの増えてるなーというか、楽しみ多くて忙しくなってる感じするので決勝メンバー出るまでほぼ情報なしで過ごして来ましたが、メンバー見て楽しみに。
まず去年から敗者復活戦が地上波生中継されるようになって、さらに今年始まったAbemaTVでもM-1裏側生中継を決勝終わるまでずっとということで、テレビとネット同時鑑賞。予定なくてよかった、これがほんまに楽しめました。

Abemaの仕切りは笑い飯の2人とNonStyle石田、パンクブーブー佐藤という4人。全員がM-1優勝経験ありで、バックステージでも「ここでこうやって緊張しながら待ってて」とか当時を懐かしむ話も多く、時間たっぷりなので振り返って話すのもおもしろいおもしろい。
そして敗者復活戦を控えてる芸人たちの元へ話聞きに行くと言いながら、局で開催されてるお祭り的なやつに寄りまくり食ったり飲んだり、脱線具合がオールザッツ見てるような感覚に。ネタもしっかり30秒ズレぐらいでちゃんと見て感想とか言いながら。
敗者復活戦見た感じではおもしろかったのもウケてたのも和牛かなと思いましたが、Abemaで会場に聞いてるのとかTwitterトレンドとかからとろサーモンやミキが来るかもという話になってました。

決勝メンバーの控え室に笑い飯が行った時は、もう誰と絡んでも仲良くて面白くて、みんなリラックスムードに。アキナの2人に「元ソーセージの相方藤本に一言どうぞ」って半タブーみたいないじりすると「実はいつも長文のメール来る」ってことでしっかりカメラ見てメッセージ。笑いつつ感動。
ハライチ岩井に話しに行くと、まさに今Abemaの麻雀チャンネルで自分が麻雀やってるとのこと。こういうことも出てくるんですね。あと澤部、スリムクラブ真栄田、銀シャリ橋本という探偵ナイトスクープ3人が揃い込みコメントしたり、ずっと楽しめた時間。

いよいよ決勝の時はなんとコタツあるセットで、どん兵衛とみかん食いながら見てる様子がずっと流れてました。

公式サイト結果

オール阪神 中川家礼二 博多大吉 松本人志 上沼恵美子 総合得点
銀シャリ 96 91 93 95 95 470
和牛 95 95 91 93 95 469
スーパーマラドーナ 90 95 92 89 93 459
さらば青春の光 87 90 90 90 91 448
アキナ 92 89 89 87 89 446
ハライチ 91 88 89 85 93 446
カミナリ 91 90 90 89 81 441
スリムクラブ 85 89 88 90 89 441
相席スタート 87 88 87 84 90 436

今年唯一全然知らなかったカミナリ、お笑い好き人からおもしろいと聞いて楽しみにしてましたが、めちゃ笑いました。訛りが心地よいのは今までもあったけど、あのパチーン叩いてから間空けてのツッコミって初めて見る感じですかね。叩きながら言うのが普通やけど、あのパチンで自然と聞く体勢になるというか引き込まれるひとつの理由というか。それもそのツッコミの内容センスがすごいからできる形かなと。「そういえば」って入りすごい。

銀シャリは今までの形今まであったっぽいネタながらさらに足してパワーアップさせたような感じで納得の高得点。相席スタートもアキナもスーパーマラドーナも、イメージ通りかつパワーアップという感じでほんまにおもしろかった。さらば青春の光はこの何年かでたぶん一番有名な漫才ネタで勝負、でも今年からのもかなりおもしろいのやってたので決勝にも置いてたんでしょうか。そして何より和牛は敗者復活戦から本戦と最終決戦と3つのネタ全部が超爆笑でものすごい仕事をしたように見えました。

最終決戦、スーパーマラドーナは関西でよく見たネタであることと、銀シャリ個人的に応援してた気持ちも重なってか、銀シャリかなー?と思ってその通り優勝で感動できましたが、後で見返すと和牛に一番笑いました。ほんまわからんもんですね。

番組全体通して、出演者がいい具合の緊張感持ちながら要所要所めっちゃおもしろくふざけてくれて、すごい笑える番組やったと感じました。敗者復活の会場のお祭り感を見てたら去年の年末格闘技RIZINのような一体感とお祭り感とワクワク感があって、しっかり楽しめばもっと楽しめそうな、祭典という言葉が唯一似合うお笑い番組やなと改めて感じました。