Numberプロレス総選挙2017

話題多かったNumberプロレス総選挙2017を見ながら。

今年の1月にテレビ朝日で「プロレス総選挙」という特番があって話題になったものの、かなり新日本プロレスに寄ってる感じとレジェンドに気使いまくりみたいな結果になったのもあって「違う!」という声が多く、「これがホントのプロレス総選挙!」みたいな感じで早くから投票が始まったNumber版。2年前には新日くくりであったらしいですね。それが今回は日本の団体で試合したことのある今の現役選手全体ということで。

投票は1〜3位を自分で決めて送って、それぞれ1〜3ポイントが入るようです。
自分が送ったのは
1.武藤敬司
 自分としては初めて見たプロレスの試合がグレート・ムタであり武藤敬司と合わせ最初にファンになった人。そしてその後も、生み出す技も斬新でブームを作り、常にプロレス界の中心で流れを作ってきた、生ける伝説。この人の影響を受けたレスラーを多く知って見てきたので、この人がいなければ今いないレスラーは多いと思います。誰がなんと言おうとこの人です。

2.大仁田厚
自分としては初めて見に行ったプロレス興行がFMW、この人の電流爆破の試合でした。当時のカリスマ性を表す会場の空気はものすごく宗教的というか。その時はインディー団体で人気ある人だったんですが、別世界と見てた新日本プロレスに上がって長州力を復活させ電流爆破までやらせ、蝶野正洋、グレート・ムタ、さらに後年にはあの曙や船木誠勝、全日本プロレスまで巻き込みあり得ないシーンを作ったことはすごいことだと。批判浴びることの方が多い人ですが、自分にはまだまだ涙のカリスマ。

3.オカダ・カズチカ
ここでテーマとして「プロレスブームを復活させた人」を選びたかったんですが、棚橋弘至、中邑真輔との3人でかなり悩みました。ほんまここはどの人でもよかったんですが、今後の期待と試合内容の進化を思ってレインメーカー。

きっと多くのプロレスファン、プロレスラーがなかなか盛り上がった後、7月10日ついに発売。1位は表紙に。

ベスト10は・・・

1.内藤哲也
2.棚橋弘至
3.オカダ・カズチカ
4.中邑真輔
5.ケニー・オメガ
6.黒潮”イケメン”二郎
7.柴田勝頼
8.飯伏幸太
9.HARASHIMA
10.葛西純

投票開始から途中経過ずっと1位だった内藤哲也。
いや、めちゃめちゃ好きですよ内藤哲也。タッグで目立ってた時から覚えてるし、ロープ飛んでのフライングフォーアーム見た時には天才でた!と思ったし、G1優勝しながらブーイング食らってた時にはヒールターンを願ったし、2年前マスク被っての入場には痺れてLIJ旋風には完全に乗りました。でも、でも、この結果はおそらくこの2年ぐらいの評価でしょ?と。自分は同い年で同じ新日ファンで武藤敬司に憧れて・・・っていう親近感一番持ってる選手なんです。この人は今後も1位になる人。テーマがブレた感出てしまったように思いました。でも、内藤哲也は好きです。

2位は、自分が新日をあまり見なくなってから頭角を表して、後にしっかり見た鈴木みのる戦やAJスタイルズ戦で「めちゃめちゃ面白い試合する人やな!」と実感した、新日本プロレスのレベルを保ち、さらに上げた人。だから納得。
3位オカダ。レインメーカーショックと言われる2012年2月大阪での棚橋戦をリングサイドで見たことは自慢できること。
4位の中邑・・・新日デビューから見て、大晦日ダニエル・グレイシーとの試合も見て、当時の格闘技ブームに翻弄された1人だと思ってました。ただアレクセイ・イグナショフ戦後のインタビューで「負けてません。この言葉になんの後ろめたさもありません」って言葉になんかセンスを感じて印象に深く残りましたが、プロレスの試合を見ると・・・何しろ面白くない!面白くないイメージが変わったのが、今の「クネクネ」と「ボマイェ」でした。そこからもうまさに「キングオブストロングスタイル」で名勝負連発、今やWWE王座を狙う位置にまで来ました。今の新日本プロレスを世界に伝えた功労者としてはトップですね。

って、言い出したらキリないプロレスラーの功績。とりあえず自分はこのトップ10に入る新日勢には納得です。黒潮イケメンやHARASHIMAについてはほとんど知らず、葛西純もここまで人気あるとは思ってませんでした。

武藤敬司は24位・・・!

HARASHIMA、DDTで一度見ただけなのでなんとも。

朱里は今やUFCファイターの一員なのでMMA選手ですね。でもUFCトップになってWWE NXT王者アスカとまた試合したいっていう、それは楽しみ。

棚橋弘至。1位でも全然よかったです。

全体的に見て、ここ数年のって感じですね。今の新日、他の団体のファンが頑張って投票して盛り上がった結果って感じで、長く見てる人がもう少し投票して欲しかったかな。