仮面の忍者 赤影 #04.怪奇忍び屋敷

昔の特撮番組「仮面の忍者 赤影」Amazonで見た自分なりのレポートです。
第4話「金目教編:怪奇忍び屋敷」

再生時間:25 分
初公開日/初回放送日1967年4月26日
Amazonビデオ
前の記事

オープニング雰囲気(YouTube)本物はちゃんとした映像です

<あらすじ>
道中を行く赤影たち一行の前に、突如地面から巨大な鉄柱が現れた。甲賀忍群の新兵器「鉄独楽」になすすべもなく三人は逃亡するが、白影が傀儡甚内に捕まってしまう。甚内は白影に化けて青影を襲い、赤影は倒れた青影を助けるために無人の「甲賀屋敷」に足を踏み入れる。

オープニング
赤影、青影、白影が世を忍ぶ仮の姿とでも言うのか忍者ではなく普通の旅人みたいな服装で歩いてますが、それぞれの頭巾が赤青白と、そこすごい推してきます。赤い頭巾すごい目立ちます。3人とも背中にでかい天狗のお面を背負ってますが何なんでしょう。当時の風習でもあるんかな?そして青影が疲れたーと言うと、白影が小さい巾着袋から四次元ポケットのように入らない大きさの竹水筒を取りだしみかんを出します。便利。白影はみかんの白い皮もほとんど取らずに食べます。白好き。
そこに突然現れる、大きな銀色の鉄柱のようなもの!上の方には刃がついてて回転しながら寄ってきます。森の木をバサバサと切りながら赤影たちを追い、倒れた木に埋もれ、鉄柱はどこかへ。お互い居場所がわからなくなるも赤影と青影はすぐ合流。

白影誘拐
さっきの鉄柱はまだ先に進んで回っていたようで、所かわって1人の男が追われてます。鉄柱から逃げながら「助けてくれー」と言う男を助けるのが白影。しかし助けた男は大人気パンスト男の傀儡甚内(くぐつじんない)だった!さらに鉄柱から電流のようなものが発射されて白影失神。鉄柱の中には金目教の幻妖斎!やっと早い時間に登場しました。そして傀儡甚内は得意の「忍法顔盗み」で白影になりすますことに。これやる時に今まで帽子かぶってたからわからんかったんですが、傀儡甚内の頭のてっぺん完全にパンスト結んだみたいな部分が見えてしまってます。そして傀儡甚内まんまと赤影青影と合流。白影は前回に続いてまた捕まって、岩に鎖で繋がれてしまいます。

甲賀屋敷
前に出てた闇姫が貝のトランシーバーで「甲賀屋敷用意されたし」すると地面からゴゴゴゴゴっと屋敷が登場。そしてその近くを歩く赤影青影ニセ白影。白影の水筒の水をまた飲んだ青影が急にお腹痛いと苦しみひどい熱が。近くの休む場所を探しちょうど甲賀屋敷。まんまと2人は屋敷へ。青影を寝かせ赤影も寝たところでニセ白影は機械室のようなところへ。そして罠が赤影たちを襲うも失敗。赤影とザコ忍者の戦闘。からくり屋敷らしく床が抜けたりなんやかんやしながらも戦闘。すると普通に元気な青影が来て加勢に。
赤影「大丈夫か?」
青影「うん、だいじょうぶ!」
出た!これは後に青影おなじみで定着するもので、パーの手で親指を鼻にあてて内向きから外向きに開きつつ「大丈夫」という伝説のギャグ?です。ついに初披露。
そんな呑気なことをしてる隙を狙われ敵に床を開けられ落ちる2人。大きな蜘蛛の巣にひっかかり動けず、大きな毒蜘蛛が現れます。ピンチ!

白影vs闇姫
捕まってる白影の元に来た闇姫。すると白影が爆弾!闇姫が「忍法髪あらし」で竜巻を起こし、繋がれていた岩ごと巻き込まれた白影・・しかしなぜか爆発して竜巻はやみ、「影」の文字の凧に乗っている白影。「竜巻のおかげで凧が使えたわい!」と笑う白影。

甲賀屋敷から地下へ
毒蜘蛛が近づいたところに仮面の電流部分を当てて感電させて蜘蛛を撃退。落ちていった蜘蛛は下の部屋に落ちて爆発。なんか座ってだべってるザコ忍者がびっくりしてます。いやいや赤影ほったらかして何しててん。そして屋敷内を歩き白影を探す2人。隠しハシゴを見つけた赤影が上がったところの部屋に入ると、そこはさっきニセ白影がいた機械室。突然扉は閉じられ何か作動され、エレベーターぐらいの小部屋がそのまま地下へ下がっていきました。残される青影。
落ちていく小部屋で隠れていたニセ白影が出てきて傀儡甚内だと明かし、このまま「千尺あまり落ちる」とのこと。1尺=30cmとして約300mは落ちるらしいです。外を見るとものすごい速さで落ちてるのがわかりますが、でかい歯車がまわってるので一応エレベーター的に降りてるともいえます。そして小さい部屋で取っ組み合いになる2人。さらに「この部屋が地につく頃には地上の屋敷は青影とともに吹っ飛んでいるわ」と爆破予告。
青影は上から鎖をかけて降り始めたところ、そして白影が凧のまま屋敷まで飛んできた・・と思ったら屋敷爆発!

脱出
一番下へ来たらしい小部屋。
傀儡甚内「ここが地獄の底よ、生きているのは貴様と俺だけだ」
そもそも一緒に降りた目的は何やったんでしょうか。ゲイでしょうか。すると天井から青影!まさか300mあの細い鎖で降りてきたようです。キレて小刀で襲い掛かる傀儡甚内!逆に赤影が小刀で突き刺し、遂に傀儡甚内は絶命。パンスト外すとのっぺらぼう。そしてカンカン聞こえてくるんですが、そのカンカン音は赤影たちの間で通じる会話らしく、地上の白影と壁を石で叩くカンカン音で会話。結果、上から白影がロープをたらしそれで上がることに。
しかしさらに下から地響き!冒頭に出てきた刃がまわる鉄柱が登場!筒状の穴の底から出てきて回るのでちょうどミキサーのよう。ロープで急いで上がる赤影と青影!それを追う鉄柱!・・・って、傀儡甚内はミンチになってしまったのかな・・・?白影はロープと凧を繋ぎ上空へ、そのまま3人は凧で上空へ。見事脱出!そして地面から出てきた鉄柱を見るとその全貌は巨大な駒でした。駒を回す時に持つあの部分が今まで出て来てた鉄柱みたいなんですが、そのまま地上出て来たのが形状からしてあり得ずよくわからん。

エンディング
白影「おのれー、あの駒、拙者がかならず・・・!」
青影「お願いしまーす!」
白影「へへへへ、だいじょうぶ!」
赤影「はーっはははは、あーはははは」
さっきの青影の「大丈夫」を白影もしました!つまりさっきの青影が最初ではなくて3人の間では元々あるギャグだとわかります。そして青影のものか白影のものかハッキリしません。ただ、さっき全くノーリアクションやったのに爆笑する赤影。これはどういうことか。白影がやると笑えるが青影がやると笑えないのか?ということは白影が元祖?もしくは白影に気を使って笑ってるのか?あの有名なギャグが謎の人間関係を浮き出させたまま今回は終わります。

来週はあの駒と戦うのがメインらしいです。
次回も楽しみです。
#05.謎の独楽忍者へ