昔の特撮番組「仮面の忍者 赤影」Amazonで見た自分なりのレポートです。
第8話「金目教編:南蛮大筒の秘密」
再生時間:25 分
初公開日/初回放送日1967年5月24日
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オープニング雰囲気(YouTube)本物はちゃんとした映像です
<あらすじ>
織田信長より、新型の大筒(大砲)の製作を受けた大筒師・織辺多門。しかしその噂を聞きつけ新型大筒を奪おうと企んだ幻妖斉によって、多門の娘の霞が誘拐された。赤影たちは多門の工場へ絵図面を奪いに来た一ツ目と対決するが、「巨眼」に襲われ赤影は気絶してしまう。辛くも一ツ目の攻撃を退けた赤影は霞を救出するが…。
オープニング
珍しくナレーションあり。大筒職人の娘 霞が山道フラフラ歩いてるところ母が迎えに来るが、ヘラヘラかくれんぼを始めた霞。すると「キャリー」の最後みたいに地面から出てきた手が霞の足をとらえ、さらに空に現れた夢堂一ツ目の巨眼。UFOのように霞をさらいます。いつもの人形を糸でたぐる演出ではなく静止画の霞を合成でパタパタと動かし連れ去り表現。試行錯誤の時代ですね。
大筒工場?では大勢の男が仕事中。霞の父で職人多門の部屋に母親が来て騒ぐと多門は大筒の設計図らしきものを大事に金庫にしまう。信長から頼まれて大筒を作ってるらしく、霞の取り戻しを信長に頼むことに。
関所みたいなところを通る坊さん姿の赤影と青影。青影がふざけてクオリティえら低の一つ目小僧みたいなことをしたら2人とも牢屋に閉じ込められました。でもあっさり逃げ出し。
巨眼の中で夢堂一ツ目と幻妖斉。多門が作る大筒が欲しい話。やたら夢堂一ツ目のアップで不気味さを強調されます。
大筒工場
赤影と青影は地下に隠れた大筒工場を探し出し、兵士の変装で忍び込み。でも仮面ばっちりしてて目悪い人にもバレバレのレベル。
そして多門と母親が部屋で霞のことで言い争い中、赤影と青影が出て来ると多門は敵と思い銃を構え「大筒は渡さんぞ!」無理もないです。
青影「あわてないあわてない」
赤影「娘は救い出してみせる!」
すると青影は多門の銃を掴み制して
青影「おじさん、信じてくれる?」
多門「・・・信じよう」
びっくりするほど何の理由もなくあっさり信じました。するとさっそく地上には巨眼が飛んで来ました。
vs夢堂一ツ目
部屋に来た夢堂一ツ目。「絵図面を渡せ」と詰め寄ります。あ、大筒そのものじゃなくて一から作りたいんですかね。そこに絵に隠れた赤影と青影が出てきて対決。大きな鎌を振り回し柱切りまくり、念力みたいなもので大筒を動かして地上に逃げると青影が大筒の下敷きに!赤影に助けを求めるも、場面は普通に地上へ。地上でピンチに陥り巨眼を出した夢堂一ツ目。巨眼は飛んで近づいてくるだけで何かしらダメージがあるらしく赤影はフラフラになり倒れてしまいました。
金目像登場
地下では多門夫妻が青影を救出。そして地響きがして地上に出ると、あの金目像が出現!木を踏み倒し大きな足がドシンドシンなる様子、カメラも揺れてなかなか臨場感あります。前とえらい違い。青影はボウリングのピン型爆弾を金目像に投げまくり応戦。しかし金目像は足で地下の大筒工場をぶち抜き壊し始めます。これがまたお金かかってそう。
青影が逃げるように言うが、多門は自分の大筒を守ると言い張る。
霞救出
巨眼の中にさらわれていたらしい赤影が目を覚ますも、普通に飛んで逃げ出し。空中で爆弾らしきものを巨眼にぶつけ・・・地面に降り立つと透明の目玉のようなものがふわーっと変わり夢堂一ツ目が倒れている姿に。
赤影「夢堂一ツ目は死んだか」
えー!
しかもその姿1秒も映らずすぐ次の赤影に変わりました。あれだけ荒らして盛り上げた夢堂一ツ目の最後のあっけなさ。
そして落ちてた透明目玉を投げるとさらわれていた霞。背中に乗せて飛んで行きます。
vs金目像
赤影がたどり着いた大筒工場では工場を壊しまくる金目像。赤影はさっそく飛びあがって金目像に攻撃。手から銃みたいな音の何かを出していい感じでしたが、蚊みたいに一撃で叩き落されます。見ててびっくりしました。さらに踏み潰しをまともにくらい大ピンチのところ・・・青影が大筒攻撃!
強烈な大筒は金目像が人間サイズに見えるぐらいでかい爆発を起こし金目像の片腕を落とし、コミカルな曲とともに金目像は今までの重量感ある歩き方をすっかり忘れスタスタと逃げ去ります。
エンディング
無事助かった大筒工場の皆は大筒を持って岐阜へ向かい・・・いつからいたのか、雪の中から出てきた幻妖斉の悔しそうな顔で終わり。
次回も楽しみです。
→#09.不死身の魔像へ