ついに！新日本プロレス大阪城ホール大会。
たぶん大阪城ホールに入るのって・・2001年のK-1でジェロム・レ・バンナがエベンゼール・ブラガとかを吹っ飛ばしたのを見た時以来。会場内ちょっと綺麗になってました。
改めて・・でかい！もちろんドームとかと比べると劣るけどじゅうぶんビッグマッチ感は出てます。さいたまスーパーアリーナよりは小さく感じるけど感覚は近いかな。
第0試合として永田、中西、天山、小島、ライガー・・・そうそうたる面々が登場しました。
あのメンツを第0試合にしたというのも今の新日本スタイル。常に最高の試合と展開を作るためには仕方ないことで・・・
開始！最初はジュニアタッグ王座戦のトリプルスレッド。ロッキー・ロメロが人気で、今日は勝ったヤングバックスが特によかったですね。技と展開が多い多い。
次は内藤・本間 vs 高橋・ファレ。ちょっと抗争から外れた組同士みたいな感じで寂しいですが、内藤が「気持ちはメキシコにあってやる気ない」感じで試合あんまり出ずにフラフラ、たまに動くとキレキレ。ただちゃんとしてない時はブーイング。この何年大阪は特に内藤嫌いなのかブーイングすごいのです。でもこの内藤はすごい良く見えて、徐々にこのまま自分勝手なヒール寄りに変わっていくのはいいんじゃないか。ということで下半期に期待。
あの青春の思い出SPEEDのテーマが流れ始まったのが桜庭 vs 柴田。緊張感あってよかったですね。柴田のキックの迫力がやっぱすごい。
たぶん四方にあるのかな？リングの上の方にある四角い部分にスクリーンが。このへんまで配慮がまわる余裕出て来たんですね。
次はKUSHIDAがケニー・オメガのIWGPジュニアに挑戦。煽り映像が良かった。オメガに比べてキャラ弱い分どうやって王者ロード盛り上げるかですね。スーパージュニアもなく来年まで引っ張れるかどうか・・・
NEVER王座を賭けた真壁 vs 石井。殴り合いの音はこの試合が一番でかく聞こえました。あれはキツイ。最後は一方的だったのもあってそこまで盛り上がってなかったと思います。
マリーア！が登場のIWGPタッグ王座戦。かなりアメリカンな展開でも会場盛り上がりました。女子絡みも許されて来た今の新日にとってこれだけ浸透して人気のマリアは大きい存在ですね。ただ旦那の存在感の薄さが心配。
棚橋 vs 矢野！これはおもしろかったですね。矢野の序盤の盛り上げ方が多彩で、かと思ったら場外乱闘から激しくなって、丸め込み合戦もあり今回特に後半盛り上がったのが金的攻撃合戦。棚橋もビッグマッチと違いのびのびやってるかのような、どっちもが試合を作っていくかなりプロレスのおもしろさ詰まった試合でした。
海外での人気爆発ぶりがすごいらしい中邑が後藤のIWGPインターコンチネンタルに挑戦。今回の大阪城ホールということから戦国時代ノリを一番利用して盛り上げたのがこの試合ですね。中邑のワードセンスが光る映像から、試合。改めて見ると後藤はいい技が多くて中邑のボマイエもキレよくて好勝負でした。後藤が勝ったものの、中邑が言ってた「インターコンチをどう盛り上げるの？」ってことはまだ見えず。
来ました。今回の入場ステージと花道がしっかり作られてるのを見てからずっとこの人の入場が楽しみでした。やっぱりタイタントロン映像は必要ですね。
相変わらずAJスタイルズはいい具合に多彩でエグい攻め。飛び技の正確さと美しさはヘビー級トップかと。
最後フィニッシュ合戦の中で綺麗なジャーマンからのレインメーカーでその日最高の盛り上がり決着。完璧に締めました。
マイクでも綺麗にしめて、G1優勝の時みたいな終わり方。大阪でこれから定着させるビッグマッチの幕開けとしてはいいシーン残りまくってよかったんじゃないでしょうか。
1.4東京ドームに対してこの時期大阪でのDOMINION、これを続けてもらえるのはほんまに嬉しい。大阪に住む身としては嬉しいけど、もうそろそろ海外戦略もぜひ考えてやっていって、新日本プロレスをでかくしてほしいです。まず、ノアを吸収してしまえ！