UFC 205 Alvarez vs McGregor
November 12, 2016
New York, New York Madison Square Garden
UFC Fight Pass

遂に来た初のニューヨーク大会。殿堂マジソンスクエアガーデン。

Lightweight
Khabib Nurmagomedov”The Eagle”23-0-0
Michael Johnson”The Menace”18-10-0
ライト級屈指の強いけど怪我しすぎ王ヌルマゴメドフが、レスナーがミア戦で見せたようなハーフでバックから腕を取っての地獄パウンドを連発。足は動かせず、腕を動かしては戻され殴られ、動かして戻され殴られの繰り返し。スタンドではよかったジョンソンがこの地獄に引きずり込まれ何もできず、最後はキムラを極められヌルマゴメドフ圧巻の勝利。

Miesha Tate”Cupcake”18-6-0
Raquel Pennington”Rocky”8-6-0
ミーシャがTUFコーチの時にチームメンバーだったペニントンと対決。複雑な感じでしょうか。しかし勢いも技術も押されて悲しい判定負け。


そしてまさかの引退宣言。StrikeForceから見た目もキャラもよくて女子MMAの象徴になり得る位置で引っ張って来た功労者ミーシャ、最後にUFC王者になれてほんまよかったなーと見てて思います。ホーリー・ホルムを失神させたあの逆転勝利は歴史に残る名勝負。お疲れ様と思いつつ、ロンダと和解してるシーン見たいなー

Chris Weidman”The All-American”13-1-0
Yoel Romero”Soldier of God”11-1-0
ミドル級王座転落以来のワイドマンが勢いヤバいロメロと対戦。ワイドマンが前の試合もそうでしたがいまいちコレって武器を用意せずに出てるというか、パンチで行くのかキックで行くのかテイクダウンに行くのか・・中途半端なままプレッシャーを受けて、タックルに合わせた飛び膝で大流血KO負け。ドーピングや振る舞いからいまいち印象のよくないロメロがとうとうタイトル挑戦の位置に来ました。

Women’s Strawweight Title Fight
Joanna Jedrzejczyk 12-0-0
Karolina Kowalkiewicz 10-0-0
ポーランド人同士の女子ストロー級タイトルマッチ。金網に背をつけて待つ「待ちぼうけ娘」カロリーナが今唯一の絶対王者ヨアンナに挑戦。いつも通り見事な対角線コンビネーション。


テイクダウンも取れず左右のローを効かされジリ貧カロリーナの右がヒット!ぐらついたところ攻めるも耐えて立て直し、全体通して圧倒したヨアンナが判定勝利。ジョゼ・アルドのように越えれない壁になってきました。

Welterweight Title Fight
Tyron Woodley”The Chosen One”16-3-0
Stephen Thompson”Wonderboy”13-1-0
足技で連勝中ウェルター級期待のトンプソンと、不死身のロビー・ローラーを一撃で沈めた豪腕レスラーのウッドリー。オッズはトンプソン有利だそうです。
キックのイメージかつ上手いパンチで距離を制するトンプソンに対してスタンドで活路を見出せないウッドリーがタックルから削る。一進一退の中ウッドリーの大砲が炸裂。このダメージとイメージが大きく判定に響き、なんと1-0のドロー裁定。どっちに転んでもおかしくない接戦でした。しかしデミアン・マイアやロビー・ローラー、ビッグマッチとしてもニック・ディアスやGSPも考えられるし、あのダウンの印象が強烈なのもあって、ダイレクトリマッチはないかな?

Lightweight Title Fight
Eddie Alvarez 28-4-0
Conor McGregor”The Notorious”20-3-0
とうとう来ました。自分の階級の王座を持ったまま違う階級王座に挑戦するのは、ウェルター級王者GSPに挑戦したライト級王者BJペン以来でしょうか。
入場からコールまで完璧なマクレガー。アメリカ人のアルバレスにブーイングて!って思ってたら実況の人が、アルバレスの地元フィラデルフィアとニューヨークは街的に仲が悪いそうです。それもあるのかどうなのか、マクレガーに大歓声。


開始早々緊張感すごいスタンドの攻防、踏み込んだアルバレスに合わせたマクレガーの左!アルド戦を思い出させるカウンターでアルバレスがダウン。すぐに立つもものすごいマクレガーへの歓声と高まる期待。


パンチで出ればカウンターを取られダウン続き、タックルは切られ組んでも切られ、打つ手がなくなってきたアルバレスをまたカウンターの左!からさらに3発コンビネーションで完全に仕留めたマクレガー。


まさかの圧勝、ここまでの圧勝は予想してませんでした。史上初2階級同時王者となったマクレガーはライト級タイトルを巻いて「2個目のベルトをよこせ!」と催促したらデイナ・ホワイトが持ってきて、やりたかったらしい2個のベルトを肩にかかげてポーズ。素晴らしい絵を作り出すまさにスーパースター。


後で出て来た情報では、マクレガー自身が自分のフェザー級ベルトを持ってきてなかったからベルトがなかったわけで、この2個目はデイナがウェルター級王者ウッドリーから借りたものらしいです。

このスーパースターの有言実行ものすごいですが、ビッグマッチのこのいいタイミングでアルバレスがライト級王者というのも強運のような気がします。ここまで見ててもやっぱりほかのライト級トップランカーはめちゃくちゃ強いしもっと苦戦しそう。今後フェザー級とライト級どう防衛戦をしていくのかわかりませんが、ランキング的に相手としては、フェザー級暫定王者ジョゼ・アルドは辞める宣言してるし、今度あるマックス・ホロウェイ vs アンソニー・ペティスの勝者が可能性あります。ライト級ではダントツでトニー・ファーガソンとハビブ・ヌルマゴメドフが来てます。ただ今までのビッグマッチ感で考えたらペティスが一番ありそう。地味強過ぎるライト級の2人は潰し合いが先にありそうです。

まだまだどこまでも輝いてほしいスーパースター、コナー・マクレガー!