WWEレッスルマニアが今年もありました。結果知らずになんとか見ることができたけど、内容的にはどうかな~という試合が続いたような気がします。
○ビッグショー & ザ・ミズ vs ジョン・モリソン & R・トゥルース×
タッグ王座戦。ここしばらく右パンチをフィニッシュにしてるビッグショーですが、出し所とデカさでちゃんとフィニッシュに見てしまうのが、ビッグショーのすごいところ。あとモリソンのキックにもすごい説得力が出てきました。
○ランディ・オートン vs コーディ・ローズ vs テッド・デビアス×
トリプルスレッド。ハンディ戦じゃなくトリプルってことはレガシィからオートンが抜けるだけじゃなく、解散ってことなんかな?デビアスはミリオンダラードリームでタップアウト狙いってことはもうしないんやろか。スラム系にするとほかと区別しにくい部分があります。この試合はオートンがびっくりパートナー(ロックとか)と組んでタッグ戦とかなら、もっと盛り上がれたと思います。
○ジャック・スワガー vs コフィ・キングストン vs M.V.P. vs エヴァン・ボーン vs シェルトン・ベンジャミン vs マット・ハーディ vs ドルフ・ジグラー vs ドリュー・マッキンタイア vs ケイン vs クリスチャン
マネー・インザ・バンク戦。想像通りすごい活躍のボーンと、やっぱりうまいマット、ベンジャミン、クリスチャン。ケインもいい味を出して新顔ジグラーとマッキンタイアもきっちりついて行ってました。スワガーも合わせて、デビュー数年の新人でもこれだけちゃんと試合するんやから、ほんまに層が厚いです。MVPは最近体が重そうに見えるのでもうちょいシャープに動けるようになったらいいのになあ。ちょっとおとなしくまとまってる感じがして、期待してただけに物足りないです。最後はスワガー、試合の動きもいいしこの一年でかなりトップに上がることになるんでしょうね。
ホール・オブ・フェーム
猪木が来た!ずっと見てるだけにやっぱり嬉しいもんです。デビアスの人気がすごい。
○HHH vs シェーマス×
初顔合わせの試合として、普通でした。この二人ならハードコア戦でもよかったんじゃないかなあ。
○レイ・ミステリオ vs CMパンク×
試合は良かったけど、びっくりするようなことはなかった試合です。パンクは試合自体ヒールになってもそない変わってないですね。
○ブレット・ハート vs ビンス・マクマホン×
ビンスは結構怪我したりもしてるんでもう激しい試合は無理なんですかねえ。ブレット復活はかなりの引きがあっただけに、試合展開はちょっと残念でした。
○クリス・ジェリコ vs エッジ×
案外新鮮な対戦。やっぱどっちもうまいなあ。ラストはちょっとアレでしたが、見ごたえのある試合でした。今後も抗争続きそう。
○ジョン・シナ vs バティスタ×
シナのSTFはいつまでたってもしっくりこないです。足のクラッチちゃんとしろよ!バティスタがすごい飛んだアティテュードは良かったけど、まだまだシナで燃える日は遠そうです。
○アンダーテイカー vs ショーン・マイケルズ×
去年とほぼ同じ光景ながら、なんでほかの試合よりこんなにハラハラしてしまうんやろう、と思いました。ほんまに一個一個の二人の動きに釘付け。場外へのムーンサルトなんか特にすごかった。最後ショーンにトドメを刺したツームストーンは近年で一番迫力があったかもしれない。結果的に、マイケルズが引退ということが決まりました。必ず名勝負を生むこの人は、試合で一番自分を表現する、本当のスーパースターでした。
最後の試合をのぞいて、ゲストが少なかったこともあり毎年のレッスルマニアと比べると物足りなさを感じましたが、ここでジェリコ vs エッジなんて渋いカードを組んでくるところから、まだまだWWEは好きでいれそうです。