ロックンロール・スーパーマンへ

桑田佳祐さんが食道がんにかかっていることを発表。まるで自分の父親が言ってるかのような、親戚の兄ちゃんが言ってるかのような、先生が言ってるかのような感覚でした。

小5の時から17年、繰り返しカセット、CD、MD、MP3プレーヤー,iPhoneで聞きライブビデオ、DVDを見てライブにも何回も行って、おそらく死ぬまで同じ曲を繰り返して聞いてるであろう自分からすると、サザンオールスターズの休止もそんなにショックではなく、今まで聞かせてくれた分でじゅうぶんやし、やっと自分のペースでゆっくりしはるんやったらいいかあ~と思っていました。

ただ今回の「食道がん」って言葉が妙にリアルで、これについての知識はないけど「声は大丈夫なのか?」「ほんまに早期やからって安心していいのか?」とか、心配な気持ちが出てきました。自分は「桑田さんが好き勝手にギター持って歌ってるのを遠くから見てる」のが好きなので、本人が楽しんでる様子も合わせて好きなので、それを奪われるかもと思うとショックがでかいです。

この人の、とにかく素でぶつかるところ、歌詞間違いまくりでも下ネタ連発でもスタッフにプロレス技かけて遊んでても、思いっきり楽しんで歌ってる、ものすごい才能を持ちながら等身大に見えるところがすごいと感じます。そういう意味でも、「ロックンロール・スーパーマン」の歌詞の

負けそうになったら おまじないはいつも
「Im a rockn roll superman」

これがこの桑田佳祐って人なんじゃないかと思って聞きます。普通の人やけど、ロックンロールを持った瞬間から日本じゅうを沸かせる力を発揮する、ロックンロール・スーパーマンにはぜひまた戻ってきてほしいものです。

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