UFC日本大会の放送を見ました。
今大会の目玉はなんといってもメインで、ヴァンダレイ・シウバが2006年以来になる日本での試合!
それにともなって、出場選手に五味隆典、マーク・ハントとPRIDEとK-1で活躍した、日本格闘技黄金時代に主役だった顔が揃い込み。
五味の「SCARY」入場で盛り上がり、気合十分の顔に盛り上がり、パンチ1発1発で盛り上がる昔のPRIDEの空気。
ハントは日本の時では考えられない寝技の上手さとおなじみのスピードもパワーもあるパンチで凄い試合。贅沢を言えばハントはK-1のテーマで入場してほしかった。
そしていよいよ
鳴り響く「SANDSTORM」
これがPRIDEの会場で鳴り始めた頃は「桜庭を倒したにっくき敵」のテーマだったのが徐々に変わり、ミルコとの初戦で「ミスターPRIDE」のテーマになった。あれをまた聞いてる!
入場、リングイン、手首クネクネ、睨み合い。全部が昔のまま盛り上がっていざ試合開始。ブライアン・スタンは強力な相手。
そこで早速見せたのがなんと、片手でクリンチしたまま打つパンチをお互いに当てる・・・あの伝説の高山vsドン・フライで見たあの攻防!うわーPRIDEや!
打ち合い打ち合い、笑うシウバ。向かうスタン。何度も倒れ何度も打ちに行く両者。技術的に戦術的に進化した今のUFCではなかなか見れない、この気持ち先行かつハイレベルな熱い打ち合い。最後シウバが決めた瞬間は夢のような時間でした。
試合後マイクで「ホームで勝てて嬉しい」って。そうそう、”ホーム”が母国とは限らないの。複数あることもあるの。
なくなって6年、その間で特に一番感じた「PRIDE見ててよかった!」の日。