UFCの前に行ってきました。
練馬区立美術館。

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乗り慣れない東京の電車、歩き慣れない街、どこやねん中村橋という駅。そこで降りたら街灯ひとつひとつにジョーのポスターが。単純にワクワクし、ホッとしました。

もちろん中は撮影禁止なので写真はないですが・・・
さっそく入ると人は多くて、漫画の原画が壁に貼られていて、1ページ1ページに人がいてじっくり読んでる。もう何回も読んだからこそ来てるだろう人達が読み尽くしたはずの絵を文字を。でも見てみるとなんか納得。ちょこちょこメモ書きがあったりもするけど原画自体なんとなく雰囲気が違うような気がしてきます。

丹下拳闘クラブの模型というかフィギュア的なものがあったり、当時出たグッズとかポスターとかマガジンの表紙とか・・・アニメのセル画って言うんでしたっけ?そんなんもあって。たぶんアニメ化する時の資料なんやろうけど、ジョーの顔が描かれたところに、目→瞳を大きくとかまつ毛→閉じた時だけ長くとか輪郭とか鼻とか服装の色合いとか、細かい指示が書かれたものがありました。

違うエリアに行くと、あしたのジョーの関わりがあったり影響を受けたり、ジョーから広がった音楽や映画いろいろな作品を紹介。なるほど原画の展示だけじゃなくこういうのもあるのか。

さらに連載当時の日本、高度経済成長やら万博やらの時代。その頃の学生運動やデモやいろんなことで大きく揺れ動いてたらしい時代。その時代のイベントや芸術を紹介した当時の新聞記事やニュースが見れて、その中での「あしたのジョー」の存在は大きいものだったらしくどこか似たような空気というか雰囲気というか。

有名な「実際に行われた力石徹の告別式」の様子も紹介され、献花台も置かれてました。

詳しくは知らんけど聞いたことあった「よど号ハイジャック事件」犯人の声明で「我々は、明日のジョーである」っていう一文があることを知り、当時のこの作品の社会への影響力はすごいものがあったんやなと改めて考えることに。あしたのジョーから感じる悲壮感やエネルギーや情熱やそういうものは、この時代とともにあったことからなんとなく伝わってきてたものなんでしょう。たぶん。

そう思うと「あしたのジョー」は原作、構成、絵もあるけど、あるべき時代にあった作品だからこそ、ここまで伝説的な作品になったということですね。
まだまだ浅くしか理解してなかったことを実感したので、もっとオタクと言われるぐらい、あしたのジョーについて知っていきたいと思うようになりました。