ROAD TO UFC JAPAN “約束破ってでも勝ちたかった”

UFCの日本版リアリティ番組「ROAD TO UFC JAPAN」エピソード4です。

過去の放送分レポート
×ハルク大城vs西浦“ウィッキー”聡生○
安藤達也vs石原夜叉坊
長倉立尚vs DJ.taiki

今回は廣田瑞人vs大尊伸光ということで。
日本で格闘技を見て来た人なら言わずと知れた一撃必殺のパンチを持った戦極王者、DEEP王者、青木真也に腕を折られ挑発され世間が大騒動の中「骨折も挑発も仕方ない。負けるとはこういうことです」と言い切ったサムライ廣田。今回唯一UFC経験者で選手間で言う優勝候補筆頭。
この映像で2回ぐらい使われてた印象的なセリフ「UFCに俺を切ったことを後悔させてやろうと」ってのがよかったですけど、この番組もUFCやからちょっと違うんちゃうかなと思いつつ。

対する大尊伸光はヤンキー時代に捕まって面会に来てくれたおばあちゃんの一言に涙が止まらなくて、格闘技を始めて2人暮らししてるおばあちゃんを支える日々。これに勝って楽をさせたい。こっちも優勝候補。そして特にコーチのジョシュがいい感じで熱心に教える様子がすごいよくて。1回目の計量でオーバーしたためサウナで減量するのも一緒に入って「絶対カツ!」って気合い入れ続けて。

いざ試合になると、廣田が経験の差なのか、スタンドを中心に完全に支配しました。ケージでの試合も初めての大尊、大振りのフックが当たらず逆に的確に当てられ、テイクダウン取りたいはずが逆に取られ押さえられ。固く強く廣田が判定勝利。大きなダメージはなかったものの圧倒的な強さを見たような気がします。

試合後泣き崩れる大尊にジョシュが「心を強く持って、終わりじゃない。オボエテル。イツモシアイ、イツモレンシュウ」このたどたどしい日本語で気持ち寄せて励まされたらもう・・・山本KIDが「ジョシュが学校の先生だったら」って言う表現がほんまに納得でした。
この撮影に出る前の家での映像でおばあちゃんが「怪我しないで帰ってきて」の言葉に「怪我してでも勝ちたかった。約束破ってでも勝ちたかった」という大尊伸光の言葉でエピソード4は終わりました。上迫選手はこのセリフちょっと複雑ですね。

次回は安藤達也vs石原夜叉坊。