“Rowdy” Ronda Rousey!!

UFC 190 Rousey vs Correia
August 1, 2015 Rio de Janeiro, Brazil HSBC Arena

女王ロンダ・ラウジーの防衛戦をメインにUFC190がブラジルで開催。
メインカードは他の試合もブラジル的に豪華でした。

Stefan Struve 29-7-0(W-L-D)
Minotauro Nogueira 34-9-1(W-L-D)
”ミノタウロ”ノゲイラがシュトルーフと。ロイ・ネルソンに吹っ飛ばされてからの復帰戦でお互い連敗中。煽り映像で「これほど国民に愛されたチャンピオンはいない」と言われたノゲイラを見るとやっぱり懐かしく誇らしく、勝って欲しいといつも願って見ます。
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立ち上がり速いパンチとステップで詰めて調子良さそうでしたが、離れ際の一撃でグラグラ。打たれ弱さは変わらず・・・
そこからテイクダウンは1回しか取れず、スタンドではシュトルーフが上手く前蹴りとジャブでリズムを掴んで、当たってたら終わってたであろう右アッパーや上段ヒザも出しつつ圧倒。ノゲイラは判定で負け。仕方ないけど悲しい。
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Mauricio Rua 22-10-0(W-L-D)
Antonio Rogerio Nogueira 21-6-0(W-L-D)
次はノゲイラ弟、もう10年前になるPRIDEでの両者の対戦はベストバウトと言われてて・・っていう煽り。素晴らしい。
2人ともキレキレのパンチ!かなり緊張感高いままスタンドが進みます。
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するといつ当たった?って思うぐらいテンプルをかすめたかに見えるホジェリオの左ストレートでショーグンがフラフラに・・・ラッシュへ
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なんとか凌いで凌いで、次からはキックも出していきましたが、特にこの右ミドルがよかった。
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テイクダウンに切り替えたり・・・ショーグンが作戦を変えていろいろ
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お互い最後まで攻め合い、ギリギリまでフィニッシュしそうでできず・・・判定でショーグンが勝利。かなり僅差のはず。
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そしてメイン!
Ronda Rousey 11-0-0(W-L-D)
Bethe Correia 9-0-0(W-L-D)
全勝で挑発し続けて自信満々で今回ホーム。ベチ・コヘイアが獲るお膳立てはできていたはず。
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時間かけると言ってたラウジーが速攻でパンチ!パンチ!
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コヘイアが望んでた打ち合いへ。コヘイアも当ててるのにラウジーが押してる!
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打ち合いつつ外掛けへ。倒し切るというよりバランスを崩すような感じで行った結果コヘイアが転び後方回転。
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立ち上がるところを右で狙う!
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たぶんあの外掛けひとつ挟んだことでコヘイアは焦ってるような、反撃を出すがラウジーがさらに当てて詰めて・・・
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追いかけながらの右ストレートを側頭部に受けてコヘイアが失神!
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打ち合いで上回ったわけですが、コヘイアは自分の距離にしようとジャブ当ててたのにそれをさせない圧力と気迫で勝ったような。あそこで時間かかってたら逆に1回反撃受けたかも。

次期挑戦者と言われるミーシャ・テイトは「私はこうならない」
確かに前回の試合は3R。ラウジーが唯一長引いた試合です。試合後にミーシャが握手を求めたけどラウジーは無視。勝手に続きを予感してましたがいよいよ。次は握手するのか?

そしてインタビューで最初に言ったのは・・・「ロディ・パイパーが亡くなって感情的になりました。父と天国で見てくれてると思う」
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WWEレジェンド、アメリカンプロレスのレジェンドのロディ・パイパーが7月30日に亡くなり、ニュースが出たのが31日。
このロディ・パイパーのファンだったラウジーは彼のファイトスタイルと同じ「暴れ回る」ような意味のニックネーム「ラウディ」を自分のニックネームに入れ、後に本人からも使っていいよと言われ喜び使って、この時も「”Rowdy” Ronda Rousey!!」のコールを受けたわけです。その瞬間に、圧倒的に相手を殴り倒すラウディの力が宿ったのかも。


”ラウディ”ロディ・パイパーを初めて見たのは2003年のWWE放送。それから知ったWWEにおける一時代。レッスルマニアの初回を盛り上げ、まくしたてるような口撃で相手を挑発して喧嘩試合で叩き潰す、ああいうスタイルを作ったのはこの人がどうかはわからんけど代表的な人であることは間違いないです。
RIP Piper!
Rowdyの名は今日女王に引き継がれました。