MightyMouse!!

UFC 191 Johnson vs Dodson 2
Saturday, September 5 10:00PM EDT / 7:00PM PDT
Las Vegas, Nevada, MGM Grand Garden Arena

ラスベガスで”マイティマウス”デメトリアス・ジョンソンの防衛戦。

Anthony Johnson 19-5-0(W-L-D)
Jimi Manuwa 15-1-0(W-L-D)
ライトヘビーに来てからコーミエに負けただけでほかは圧勝しまくってるアンソニー・ジョンソンと、グスタフソンにKOされたイメージが強いジミ・マヌワでは差があるように見えて仕方ない試合やけど開始。ジョンソンが速攻パンチを効かせたと思いきやテイクダウン。マヌワもスタンドが得意とあって確実に削ってからという今までより確実な作戦。やっぱりコーミエ戦の負けは大きかったんでしょうか。最後はマヌワのキックをさばいて踏み込んでの右フックKO!ジョンソンがまた強烈なシーンを残しました。

Andrei Arlovski 24-10-0(W-L-D)
Frank Mir 18-9-0(W-L-D)
楽しみにしてた10年前なら黄金カード。同じ36歳で同じ元王者で同じような復活をしてきてる2人の初対決。
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離れて大きな右から入るアルロフスキー、ケージに詰めて左を打ちながら組み付くミア、しばらくどっちもその繰り返しでした。スピードで勝るアルロフスキーがもっと多彩に出せばすぐ当たったような気もするし、ミアも早くから疲れ初めてそろそろか?と思うとミアがテイクダウン。アルロフスキーが今の時代なかなか見ないガードで固めてのブレイク待ち。スタンドに戻ってミアは疲れてるがアルロフスキーは攻め切れず、最後まであとひとつ、あとひとつ、と思いながら見る展開が続き判定はアルロフスキー。どうしてもこのへんの年代ヘビー級で見るちょっとしんどい試合になりました。ガツンと勝ってれば次期挑戦者に行けたかもしれないだけに。
ヘビー級は来年2月ぐらいにケイン・ベラスケスが挑戦だそうで、新しい流れは来年夏以降まで確実にないということになるので盛り上がりに欠けてますね。

Demetrious Johnson 22-2-1(W-L-D)
John Dodson 18-6-0(W-L-D)
ヘビー級のあの試合を見た後だと最初は早送りかと思うぐらい速い試合。
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どっちもがパンチで入って、ジョンソンはそこからタックル、ダドソンはあまり追わずで速いものの様子見みたいな1R。ただジョンソンのタックルを切る切るダドソン。でも解説の水垣によると「最初は全くつかめず、次は足まで掴んで、その次は足を抱えるまでいったのでそろそろタックルが入る」と、2Rまさにその通りタックルが入りジョンソンがテイクダウン。ダドソンはそこからの逃げも強くこのラウンドからはパンチも強く打ち込むようになり試合が動き始める。スピーディーな試合はいっぱいあるが、ジョンソンはラウンド最後の1秒ぐらいに飛び膝を出したりするので緊張感が解けないですね。後半はジョンソンの右パンチも入り始めさらにテイクダウンも取り、ダドソンは強いパンチを当てようにも超高速のバックステップで逃げられ追えず。ジョンソンの攻撃をしのぐことでいっぱいという堀口戦にも近い展開に。最後まで攻めて判定はジョンソン。
ブーイングも起こり、久しぶりの強すぎる王者。アンデウソン・シウバやジョン・ジョーンズみたいに倒すのもこの階級難しいかもしれんけど常に全力で決めに行ってるのはよくわかるジョンソンに批判する隙は全くなく、パウンドフォーパウンドでトップでもおかしくない今が全盛期ですね。次はヘンリー・セフードっぽいですが、そろそろ追い詰めてほしいところです。