K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~THE CHAMPIONSHIP~
東京・国立代々木競技場第二体育館
新生K-1の各階級初代王者の防衛戦がズラっと並んだ今年最後のビッグマッチ。GAORA契約して見ました。
第5試合 スーパーファイト K-1 -60kg Fight 3分3R・延長1R
大雅 vs レオナ・ペタス
-55kgトーナメントの決勝で武尊と戦った大雅が階級を上げて、ニコラス・ペタスの弟子?レオナ・ペタスと。身長差リーチ差が大きく、速い飛び込みで攻めるもレオナの圧力に負けて判定レオナ。階級変えた初戦で体格差感じる負けって、本人悩むでしょうね。
第7試合 スーパーファイト K-1 -65kg Fight 3分3R・延長1R
左右田泰臣 vs 野杁正明
怪物野扖とトーナメント準優勝の左右田。煽り映像の左右田がもう新日好き過ぎっていうプロレス用語連発。なんかオカダ・カズチカと対談もしてたし関わり深いんですかね。試合は前に出る左右田に堅い構えと左右のロー、パンチを的確に入れる野扖。静かに進み3Rに入って両者がガンガン出始めて野扖が終盤攻め込み判定勝利。
第8試合 K-1 WORLD GP -55kgタイトルマッチ 3分3R・延長1R
[王者]武尊 vs [挑戦者]チャールズ・ボンジョバーニ
まだどんなレベルかわからないまま挑戦者のボンジョバーニにだいぶ挑発的にいく武尊。魔裟斗が言うにはフックで入る武尊に対してボンジョバーニのノーモーションの左ストレートがすごく当たりやすくなってる、でちょこちょこもらってるなと思ってたらタイミングよくヒット!武尊がまさかのダウン。
2Rに入って立て直し、武尊が攻勢になってきたなーと思うとフックが効いてよろけるボンジョバーニ。大歓声の中攻め込んでスタンディングダウン、最後は左フックでレフェリーがストップ!
試合後マイクで武尊が「大晦日めっちゃ暇なんでよろしくお願いします」そして客席には亀田興毅!まさかの対決あるかも?
第9試合 K-1 WORLD GP -60kgタイトルマッチ 3分3R・延長1R
[王者]卜部功也 vs [挑戦者]卜部弘嵩
兄弟対決のタイトルマッチ。このへんはKrushから見てる人にはかなり気持ち入る試合なんでしょうね。
スピードでは功也か、魔裟斗が「兄が弟についていけてない」と言い功也優勢で進みかけた時、なんと弘嵩の右ヒザがアゴに!
立ち上がって、抱き合って健闘を称えて3R、功也がパンチで攻めて激しい打ち合い。そして再度右のヒザ!
激しい兄弟対決、泣き心配する両親、認定証を読む前田憲作は号泣。よくできたドラマのように感動させられました。いいものを見た。
第10試合 K-1 WORLD GP -65kgタイトルマッチ 3分3R・延長1R
[王者]ゲーオ・フェアテックス vs [挑戦者]木村“フィリップ”ミノル
木村はキャラ的にアンチいそうと思ってたけど人気っぽいですね。てことは内容で認められてるんでしょう。ブラジルということもあってか入場はあのヴァンダレイ・シウバでおなじみSandstorm!会場熱くなる曲ですよねなんか。
どっちも強烈な武器を持ってるからか最初から緊張感高い試合。どっちもよく見れていて調子良さそう。
しかしゲーオがキック、下がった木村を追いかけながら強烈な左!一瞬の隙を突いた一撃で倒れ込んだ木村はそのままノックアウト。
やっぱりゲーオ強し!という結果でした。
ラストは今回挑戦者の欠場で試合ができなくなったマラット・グレゴリアン、新王者卜部弘嵩、武尊を含めた王者4人が集結。
ゲーオは31歳ですが他の選手は25歳までぐらいが多くて、若い選手が引っ張る今のK-1はますます盛り上がりそう。選手の紹介でも「魔裟斗に憧れ〜」って何回も聞いたような。あのいわゆる黄金期と言われたK-1を見てた世代が選手として出てるわけで、あの頃蒔いた種が今咲きまくってるってことなんでしょうか。たぶんいい時代が始まる。