Miguel Cotto vs. Canelo Alvarez
SATURDAY, NOVEMBER 21, 2015 AT 9 PM ET/ 6 PM PT
サウル・カネロ・アルバレスとミゲール・コットというビッグマッチをメインに、セミファイナルに三浦隆司の防衛戦、その前にはギジェルモ・リゴンドーと豪華な顔ぶれの大会。特に注目度の高いこの大会で三浦が登場するというのが日本人でもなかなか前例のないことで楽しみ。本場ラスベガスのリングでノニト・ドネアと戦った西岡利晃が今まで日本人が立った最高の舞台としても、今回のメインで売れるPPVの数を考えたら見てる人数は三浦の方が上かもしれない(何のデータ確認もしてないが)ですね。いかにアピールできるかというところ。
Takashi Miura vs. Francisco Vargas
「ボンバーレフト」と言われる左のフックやストレートが当たれば勝つ!とも言えるわかりやすさと力強さでいつもの試合ができれば人気出るはず。なんとなくワイルドスピードTOKYOドリフトに出てた中国人に似てるので向こうの人もとっつきやすいのでは。相手は1位のフランシスコ・バルガス。強いらしい。
しかし1R速攻でバルガスの右フックをまともにもらって崩れかける三浦!なんとか耐えて凌いで、2Rからボディで組み立て、4Rにはパワー全開で当て始め、終盤に左ストレート炸裂!吹っ飛ぶようなダウンで会場をびっくりさせました。
きたきたきた!ボンバーレフト!そこからも丁寧にダメージを与えジャブもボディも打ち的確に弱らせ、8Rにまたぐらつかせる。後はいつ倒すか・・・のはずが・・・・・9R、一発もらい効いた瞬間バンバンと顔面に受けダウン!明らかに効きまくってるダウンからすぐ立ち上がるも倒れフラフラしながら立って両腕を突き上げなんとかKOをまぬがれるも、クリンチでも逃げ切れず最後止められてしまいました。
まさかの逆転逆転でもったいない負けで終わってしまった三浦。あのフラフラなりながら勝つために立ってアピールしてる姿はかっこよかった。強かったし、おもしろかった。またこの舞台に戻ってくるには時間がかかるかもしれんけど忘れないだろう試合を見れました。
↓こういう記事もあって、ほんまに紙一重で負けたようで、悔しいでしょうね。
ペースを奪い返し、8回までジャッジ2者が王者支持。腫れて右目がふさがりかけた挑戦者にレフェリーも「9回が終わったら試合を止める」と宣告。しかし最後の最後に相手の執念に屈した。(スポーツ報知)
Miguel Cotto vs. Canelo Alvarez
メインはさすがに演出たっぷり。観客の盛り上がりも断然上でした。このラスベガスの興行でのメインまでの試合で下向いてたりしてちゃんと見てない客には腹立ちます。チケットもったいない。そういう客もこの試合は一応見よる。もったいない。
試合はコットのディフェンスをカネロのパワーが圧倒して何発か当たるものの、そこでのごまかし方がうまいコットが追撃させず長引き、判定でカネロ勝利。高いレベルでこその試合かもしれないが、スター候補と言われるカネロも前までのパッキャオやメイウェザーの2大スターと比べると見劣りしてしまうような感じで・・・三浦ショックの後ということもありなかなか気持ち盛り上がりませんでした。
試合後ゴロフキンとの対戦を尋ねられてやると言わされてましたが、実現するのかどうか。