ボクシングダブル世界タイトルマッチ
2016.3.4 京都・島津アリーナ
山中慎介の防衛戦でした。日本で何試合かしてるソリス。
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
WBC世界バンタム級チャンピオン 山中慎介(帝拳)26戦24勝17KO2分
WBC世界同級3位 リボリオ・ソリス(ベネズエラ)27戦23勝10KO3敗1分
出入りもパンチも速いソリス。落ち着いてみる山中カウンターで右フック!調子良さそう。2Rすぐまたカウンターの右でソリスが膝つくダウン。そこまでダメージはなさそうでそのままのペースで続いて、だんだんソリスが出て来るように。飛び込んでの右ストレートが当たり出して3Rまさかの山中ダウン!次のラッシュをなんとか耐えて打ち合い行った山中にカウンターで右が入りまたダウン!意外な展開。4Rに入って山中が左当てる距離になってきて左と返しの右が冴える。振り回すソリス、顔とボディへ左ストレートと右フック的確に当てる山中でラウンドが進む。9Rカウンターの左ストレートでソリスがダウン!力なく倒れたのでだいぶダメージあるか?と思いきやすぐ回復してくるソリス。しぶとい!そこからは完全に掴んだ感じの山中と手数落ちたソリス。最後まで山中攻めて判定勝利。
ダメージあるダウンで普通2点減るので違うラウンドで2回ダウンしたら4点。でも同じ3R中で2回のダウンだったので減っても3点なんですかね。離れたラウンドのダウンだと全体支配されてるみたいですが、同じラウンドだとその一時のダメージって感じなのでなるほどこの点数の引き方よくできてるなと。山中はダウン取られて以降はほとんど圧倒的だったので納得の判定。いつも左だけで終わってたイメージですが今日特に3発4発とコンビネーションが良かったですね。
海外進出を期待してたし、内容としてはおもしろかったんですが、脆さと進化と両方出た複雑な試合でした。