R-1優勝した濱田祐太郎という人、お笑い詳しい人達とか芸人さんのTwitter見ると皆応援してて、待望の決勝進出やったんやろうなと思います。

杖ついて、先導する人と一緒にステージ出てきて、生まれつき左目が見えなくて右目は光があるかどうかだけわかる程度っていう先天性緑内障ってのを最初に説明した後、普段の生活や友達や盲学校での扱われ方を、明るくツッコミとして話していく漫談。

今までなんとなく聞いてみたいけど聞けなかった、思っても言ってはいけないことと思ってたことを、当事者が明るく話してる姿がとにかく新しくて楽しくて、これをやろうと思ったこの人も、後押しした芸人仲間やファン、皆の勇気というか信念を感じたような。もしかすると会社や局の力もあったかもしれないけれど、見れてよかった。のを大前提として。
ネタとしてそこまで爆笑できるものでもなかったけど、障害を持つ人への関わり方に大きく波を起こした一例になった気がします。

賞金ボード持った本人が「誰も取るなよ!」って言うてたのも面白かったし、それ見てた司会や他の誰かが「見えない」をいじるようなやりとりがあってもおかしくなかった、けどなかった。迷ったのかも。
これで注目されるようになった濱田祐太郎が今後いろんなテレビに出る際に「見えない」ことをネタに自分からいろいろエピソード話したりボケたり突っ込んだりしていくのを、見た人がどう感じるのか、どう扱うのか。見た人がクレーム入れるのか、それは是か否か。

なんとなく、この人の活躍が今後のいろんな障害への向き合い方に大きく関わるような気がして。
なんかのタイミングでこの人が「だから見えてないねん!」って言うようなツッコミをさせたボケをする人がいるとしたら、いろいろ考えて本人と一緒に笑いを産み出すためにしてると思って欲しい、絶対。
きっとこれは新しい流れが始まる第一歩。これからさらに笑わせてもらえる日が来るのかな。

藤崎マーケットのトキさんのツイートでは、濱田祐太郎の舞台でいつもバイト休んでセンターマイクまで連れて行く役をやってた溝口という芸人さんがいること、今回も先導してたのはその人ということを知りました。2人で取った優勝やって。

同窓会で9年ぶりに会った高校の同級生が、高校卒業後に目が見えなくなったことを発表して、皆で励まして、その後行ったカラオケで「唯一歌詞覚えてるから」って彼が歌ってたのを、別の優しい同級生が気使いすぎて隣で直前で毎回歌詞ささやいてたけど、彼は「覚えてるって!」言いたかったと思う。

そんなことを言い合える、嫌な気持ち与えず過ごせる日が近づいたような気がした、 いい大会でした。

ほんまはおいでやす小田の優勝願ってたけど。
あと2回やるのありきの決勝のネタ入り嫌やったけど。

やっぱりお笑いはいいな