東京で麺覇王の後に行ったのが、青山一丁目。
スカパーでやっててSecond Lifeも連動している番組「ぜんタネ」の公開収録です。この日が8年間やってた番組の最終回。
こういった、番組の公開収録自体初めてだったので全部新鮮でした。
もともとSLを通してできた関西SLオーナー会で、この番組を制作しているEXエンタテイメントのプロデューサー小林さんと知り合ってから知ったのですが、それから2年、普通~にファンになってます。
吉本の ぜんじろうさんと、歌手の種浦マサオさん二人のトークで進む番組で、もう8年になるそうです。自分のようにSLから知った人もいますが、この公開収録に来ていたほとんどの人は昔からのファンの人達で、きっとそれぞれ元々ぜんじろうさんファン、種浦さんファンなのでしょう。
自分がテレビってのを見始めた頃はまだまだ子供だったので、たぶんそのころすごい出てはったらしいぜんじろうさんのことは、なんとなくでしか知らなかったのです。種浦さんは、高校の時の同級生が好きみたいなのをうっすら聞いたようなという覚えがあるだけでした。
でもこの番組でトークを見て、なんやもうむっちゃおもろいわ~と毎回思って見てたのです。ぜんじろうさんなんて、もうほんますごいとしか言いようがないぐらい、いろんな話をいっちばんおもしろくしゃべってくれる。そして種浦さんも歌手?ってぐらいおもろい。
ただ、ぜんじろうさん自身も言ってはったように、地上波で流れそうなテレビではない。ひとつの小さいことも一緒にほじってほじって楽しんで、それをまた後で持ってきて使って、いろいろ複雑に絡ませながら進めていくトークは、2時間いっぱい使って完成する作品というか。
あれはやっぱり、その中で出てくるいろんな素材を一個一個チェックしていける人じゃないと楽しめないのかも。正直、ついて来れないトーク。集中して人の話聴ける人じゃないと。自分も何かしながらとかだと難しい。
この日は最後ということで、久々らしいのですが公開収録。土曜の夜24時から2時間の生放送番組なので、23時ぐらいにスタジオに行きました。
いざ始まって、テレビと同じくおもしろいし臨場感があって楽しい。最後やけど悲しいとかいうこともなくがっつりおもろいトークをしてくれました。
で、公開収録はこの深夜ということもあって終電がないので、なんと番組が終わってもこのまま始発の時間まで続けてトークをしてくれるのです。しかもビールをもらえました。
ファンの人の差し入れワインを種浦さんが全員に注いでくれたり。いやいや正直、種浦さんはそんなんしれくれへんと思ってたので驚きでした。
途中、小林さんやスタッフの人、ぜんタネプロデューサーさんらともしゃべって、たっぷり朝まで楽しんできました。
で、最後終わって解散になって・・・
小林さんに、ぜんじろうさんを紹介してもらいました。
SLを使ったお笑いのイベントをずっと作ってるので、そういう話もしたかったし今後何か一緒にできたらということもあって、いい機会でした。
それで控室みたいなとこに案内してもらって挨拶とお礼を言って、いろいろ話させてもらいました。いつもSLでも今回のことでもお世話になってる人がぜんじろうさんに前もって自分のことやNSKのことを言ってくれてたのもあって、NSKのことも少し覚えてくれてました。
NSKでやったイベントの動画でまとめたやつをiPhoneで見てもらって、また一緒に何かできたらしましょうということで、挨拶して出ました。24時から5時間ぐらいトークしてた後やのに疲れも見せずしゃべってくれました。今後どんなことを一緒にできるか、いろいろ吸収できそうで楽しみです。
話が終わって皆がいたところに戻ったら、誰も待ってくれてなくて人っ子一人いませんでした。
この早朝の寒い東京砂漠に放り出された薄汚い関西人は、残り少ない電池のiPhoneを手に新宿のポパイ目指して歩き、地図を見ていたのに近くまで行って電池がなくなり、そこから歌舞伎町あたりを散策でなんとか見つけて潜り込み眠りにつきました。