映画「リベンジ・マッチ」を見ました。
急遽TEPPANライブで「ターミネーター2」が必要になったのでTSUTAYA行って借りて、ついでにいろいろ見たらそういえばこんなんやってたな・・ということで。
同じ地元の人気ボクサー、ヘンリー・シャープとビリー・マクドネルの2人が現役時代大注目を浴びる対決をして1勝1敗、3戦目に期待がかかる中ヘンリーが引退。決着をつけたいビリー、もうやらないと言うヘンリー。私生活でもトラブルを抱えてお互い嫌い合ったまま30年が経って、ちょっとした企画をきっかけに60歳超えてからの3戦目が決まり、そのプロモーションを一緒にしながら注目度を上げていざ決戦のリングに・・・という話。ストーリー設定はこうやけど見る側としては主演の2人が過去にヒットさせたボクシング映画「ロッキー」と「レイジング・ブル」の共演でもある。
プロモーターやヘンリーの元嫁やビリーの息子や昔のコーチとの関わり、プロモーションのためのイベントやCM撮影で奔走したり、ボクシングシーンよりも試合に向けての話が多くなかなか楽しめました。
特にUFCの会場に宣伝に行きながらMMAをけなして、怒ったチェール・ソネンが本人役で出てくるシーンは燃えました。
どっちかというとビリーの方が悪く思われるキャラではあるが、スタローンとデ・ニーロの演技力の差なのかデ・ニーロにどんどん愛着がわきます。
いよいよラストは試合。最初に企画した時から2人の宣伝の甲斐あって放送も増え規模も大きくなり、会場を変更して大会場で超満員。
最高の盛り上がりの中始まって・・・と思ったらあの名リングアナのマイケル・バッファーお決まりの決め台詞「Let’s get ready to rumble!」がこんな気の抜けた訳され方。。。
まあ結果として正義も悪もないしここまで見てきたらどっちが勝ちでもいいよという気持ちで見れました。
とりあえず大成功。
最後はオマケ的なシーンで、今回の成功に味をしめたプロモーターが次の「リベンジ・マッチ」を提案。その試合はなんとこの2人
最大の因縁タイソン vs ホリフィールド!結果モメてプロモーターがタイソンに殴られて終わり・・・
エクスペンダブルズみたいにその作品だけじゃなく過去のをにおわす楽しみ込めた作品がちょこちょこ最近ありますね。そのへんのクラスの人たちがキャリアの終わりに向けて楽しんでるという感じでしょうか。そのノリに出て欲しい人出て欲しくない人分かれるやろうけど、またいい組み合わせ見ていきたいものです。