ディーン・アンブローズ逮捕ストーリー

久しぶりWWEで気持ちよくおもしろい流れやなーと思った回です。

WWE王者セス・ロリンズと抗争を続けているディーン・アンブローズ。オーナー側が味方で守られまくっているロリンズに対して、アンブローズは基本一匹狼で友人としてロマン・レインズが助けに来るぐらい。前回アンブローズがロリンズを押さえつけイスで頭を破壊する体勢で脅迫めいたWWE王座挑戦権を要求、オーナー側が渋々了承。そしてこの回・・・

オーナー側が言うには、この3時間の放送中に王座挑戦の契約書にサインしなければ挑戦権は消えるとのこと。そしてロリンズとボディガード達と一緒にリングで待ちアンブローズに対して「ここに上がってくる勇気があるか」と挑発。さらに試合を発表。

組まれた試合はアンブローズ&ロマン・レインズ vs ロリンズ&ケイン。見事にロリンズからフォールを奪い心理的に追い詰め、後はまたオーナー側を呼び出し契約書にサインするのみ。

そしてバックステージでコメントを出すアンブローズの元にオーナー側の2人が近づき挑発。言い合い殴り合いになり乱闘、アンブローズはそれを撮ってたカメラマンを巻き込み殴ってしまう。倒れるカメラマン。

その後、オーナー側とカメラマンが警察を連れ控室に来て、アンブローズを暴行で訴えるとのこと。契約書にサインができないままアンブローズは逮捕され警察署に連行される!

すると放送の終盤にニュースが飛び込んで来る。それはスタッフが撮影していた動画がYouTubeに投稿され、カメラマン暴行が仕組まれたものだったと発覚!まあ、この撮り方不自然過ぎますが・・・

それを受けてリング上でアンブローズの挑戦はなくなったと話すところにレインズがひとりで立ち向かうも返り討ちに・・・すると番組放送時間ギリギリになんと護送車を運転してアンブローズが会場に戻ってくる。護送車を使ってる理由も制服を着てる理由も不明すぎるけど関係なく会場大盛り上がりで。レインズと共にオーナー側を蹴散らし、契約書にサイン!次回特番でのWWE王座挑戦が決定!

いやいやいや、この本書いた人見事ですよ。オーナー側の策略というテーマ、ボディガードの役割、警察登場というアメプロ王道のぶっ飛び具合、YouTubeで発覚するという生放送の良さと時代の流れを利用したどんでん返し。最後はオースチンを思い出す車で登場、アンブローズのキャラ付けが明確でそれにも応えてて絵になって素晴らしい。

この勢いを保ったまま夏のサマースラム、今年後半へと盛り上げて行って欲しいです。