Road to Wrestle Mania 34

いよいよWWEの、というよりプロレス世界最大の祭典レッスルマニアが近づいて来ました。

WWE WRESTLE MANIA 34
2018年4月8日 ニューオーリンズ
メルセデスベンツ・スーパードーム

Smack Down LIVE 女子王座戦
シャーロット・フレアー vs アスカ

数年前にSMASH大阪大会で見た華名が、この舞台この位置に出るとは全く予想してませんでした。
RAWであったリック・フレアー引退セレモニーに登場した家族の中にいた娘アシュリー、あの後デビューして名前をシャーロットとしてNXTからトップまで上り詰めてこれだけ貫禄あるチャンピオンになるとは思っていませんでした。

ダニエル・ブライアン & シェーン・マクマホン vs ケビン・オーウェンズ & サミ・ゼイン

新日本LA道場で中邑真輔とリョート・マチダと共に住んで練習し、ROHや日本のリングを経てWWEでのトップ人気選手になったものの首の怪我で引退、ここでまさかの復帰を果たすブライアン。
デビュー直後からチーム組んで同じようにインディ団体を渡り歩いて来たオーウェンズとゼイン、ブライアンとも境遇は近いかな?ブライアン復帰の挨拶での襲撃は、長年プロレス業界を一緒に突っ走ってきた仲間としての復帰祝いに見えました。

HHH & ステファニー・マクマホン vs カート・アングル & ロンダ・ラウジー

WWEのボス夫妻として定着したHHHとステファニー、ロンダが2015年のレッスルマニアでゲスト登場した時ザ・ロックと一緒に戦った相手の2人でもあります。
そのロンダのパートナーはメダリストから転向の先輩カート。レスリングでメダル獲った頃に何かの雑誌で「ヒクソンに勝てる」って発言してたのを見ましたが、こんなにもプロレスに適応して貢献してくれるとは。
そしてロンダ。柔道からMMA、UFCで一世を風靡。あの頃ほんまに負ける姿が想像できませんでした。計量や入場での顔つきは最高にギラギラしてかっこよく、秒殺秒殺でタイトル防衛してたのも昨日のことのよう。そこからの限界が見える2連敗は、もしかするとここでレッスルマニアに立つためのきっかけになったのかも。女子史上最高のスーパースターがいよいよデビュー。

WWE王座戦
AJスタイルズ vs 中邑真輔

新日本プロレス大阪大会、IWGP IC王座を防衛した中邑真輔にAJが近づき挑戦表明したのは2年半ぐらい前。次の1.4東京ドームでの2人の試合は新日史上に残るベストバウト。特に最後のボマイェは今でも一番綺麗な形でAJの受けもよくて最高でした。あれの続きがこのレッスルマニアで。
デビューから独特なワードセンスで気になってたものの試合がいまいちやなーと思ってた中邑真輔。ブームに流された新日にダニエル・グレイシーやアレクセイ・イグナショフとのMMAをやらされ、ホームのはずの新日本ではボブ・サップやブロック・レスナー、アントニオ猪木にかき回され、気がつけば観客の減った新日を立て直す側になってました。そして呼び起こした空前の新日ブーム。見つけた新しい中邑真輔のスタイル。
この最大の注目の場所で、誰もが認める最高の2人が、至高の”Strong Style”の作品を見せてくれると思います。

それぞれの長い物語の大きなポイントが集まった、レッスルマニア34はもうすぐ!